2017年06月28日

諫早湾干拓事業 開門訴訟 「諫干営農者の会」結成 国の開門しない方針受け /長崎【毎日新聞2017年6月28日】(野鳥食害)

 国営諫早湾干拓事業を巡る訴訟で国が潮受け堤防排水門を開門しない方針を表明したことを受け、干拓地の営農者らが26日、開門による塩害の心配がなくなったとして「長期的な営農地の発展」を目標に、任意団体「諫早湾干拓営農者の会」を結成した。営農者同士が自主的に運営する会は初めてという。今後、干拓地を所有する県農業振興公社などに対し、農地の補修や野鳥による食害対策などを要望する予定。

 会員は、会長で営農者の松尾公春さん(60)ら5経営体(法人3、個人2)。松尾さんらは2008年、県公社と農地の賃貸契約を結び営農を開始。来年4月の契約更新を前に「これまでは開門問題に振り回されてきたが、営農者が連携し、国や県との協力関係を深めたい」と会の発足を思い立った。他の営農者に参加を呼び掛けるとともに、行政への要望事項などを取りまとめる方針。

 諫干農地は計約670ヘクタールで、事業主体の国が完成後に県公社に約51億円で売却。現在、40経営体がレタスやタマネギなど年間計約34億円の農産物を生産している。諫干訴訟を巡っては長崎地裁が4月、営農者らの訴えを認め、開門を差し止める判決を出した。農林水産省は同月、控訴せずに開門しない方針を示したが、訴訟の補助参加人だった開門派の漁業者側が控訴状を提出しており、判決は確定していない。【中尾祐児】

〔長崎版〕
https://mainichi.jp/articles/20170627/ddl/k42/040/283000c

http://archive.is/9Iy9g

タグ:鳥害
posted by BNJ at 12:18 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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