2017年06月30日

子育てカラスの威嚇注意 自治体対策、巣の撤去から見守りへ【どうしんウェブ2017年6月30日】

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大通公園の樹上で羽ばたく練習をするカラスの幼鳥
 カラスの幼鳥が今年も巣立ちの時期を迎えている。石狩管内の公園や街路樹でも飛行訓練を重ね、次々飛び立っていく。この時期に注意したいのが、幼鳥を守ろうと、過敏になっている親鳥の人間への威嚇攻撃だ。自治体や専門家は、被害を避ける手だてを周知し、巣立ちを温かく見守るよう呼び掛けている。

 「カッカッカッ」。6月下旬の札幌・大通公園。樹上から鳴き声が聞こえ、大小2羽のカラスを見つけた。「枝伝いに移動したり、羽ばたいたり。親子で巣立ちの特訓中です」。NPO法人札幌カラス研究会(北区)の中村真樹子代表(51)が教えてくれた。

 カラスは4月に営巣して産卵、5月以降は子育てに入る。巣立ちのピークは6月中旬から7月上旬にかけてだ。巣はオフィス街の街路樹や住宅地の公園など至る所に点在しており、大通公園には「1丁目ごとに1個の巣がある」(中村代表)という。

 巣立ちの際は幼鳥が地面に落ちたり、人間にいたずらをされたりする懸念があり、親鳥は過敏になる。巣に近づく人を鳴き声で威嚇したり、後方から頭部を脚で攻撃したりして追い払おうとする。

 研究会が昨春、作成した手引書によると、親鳥の攻撃から身を守る方法は三つ。▽傘や帽子で頭を守る▽両腕を上げてカラスが頭上を飛ぶのを邪魔する▽走って逃げると追いかけられるため歩いて去る―ことだ。

 カラスが営巣する林の隣に住む豊平区西岡の70代男性は「時に憎くもなるが、子供を守るために必死なのは人もカラスも同じ。短い期間なので我慢する」と話す。中村代表は「人間が一歩引くことがカラスと共生するコツ」と指摘する。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0415949.html

http://archive.is/7SlmA

posted by BNJ at 21:55 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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