2017年06月30日

【山口新聞2017年6月30日】

山口市名田島の田中澄子さん(72)宅の倉庫はまるでツバメのアパートだ。十数年前から毎年、ツバメがやって来るようになり、今年は使われていないものも含めて45個の巣が見られる。


アパートになっているのは、母屋に連なる農機具などを納める倉庫。約30平方メートルの土間で天井の梁(はり)の両側に点々と巣がかけられている。倉庫の表口は8枚の引き戸になっているが、1枚を少し開けているため、そこを出入り口にしている。
田中さんによると、以前は巣がかけられると落としていた。穀倉地帯の名田島で周りは田畑ばかり。餌となる虫が豊富なためツバメは多いという。毎年律義に飛来するツバメに対し、「昔からツバメが巣をかける家は火事がないと言われているし、やっぱりかわいいので」と田中さん。近年は営巣を放任するようになったという。
同じツバメかどうか不明だが、前年にかけられた巣を使うつがいも。それでも巣は年々増えていき、今年は4個か5個、新しい巣がかけられたという。現在、ふ化したひなが大きな口を開け、せっせと親ツバメが運ぶ餌を待っているほほ笑ましい姿が見られる。これまで、親がいなくなった巣のひなに、市販の餌を買って割り箸で与えたこともあるという。
 ツバメのアパートを守っているのは番犬のリキ。ツバメの卵やひなを狙ってヘビなどの天敵が侵入した際は大きくほえ、家人に知らせたり退散させたりするという。田中さんは「近所から土間がふんで汚れて大変だろうと言われるが、ひなが巣立ったときがうれしいから」と気にしていない。アパートが”空き家“になる8月ごろに毎年、土間をきれいに清掃するという。
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2017/0630/11p.html

http://archive.is/6aHgZ

タグ:ツバメ
posted by BNJ at 22:34 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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