2017年08月10日

三重)ムクドリを追い払え! 四日市市のタカ作戦【朝日新聞デジタル2017年8月10日】(既報関連ソースあり)

夕方になると飛来してくるムクドリとみられる大群(四日市市提供)

 四日市市中心部の街路樹などに集まり、ふんや騒音で悩ませるムクドリを追い払おうと、市は天敵のタカの力を借りた新しい作戦を始めた。鷹匠(たかじょう)にタカを放ってもらい、ムクドリを一掃しようという試みだ。

 ムクドリは本来、農作物の害虫を食べる益鳥とされる。しかし近年、高層建築物が多く、天敵が少ない都市部へねぐらを移し、けたたましい鳴き声やふん害が問題化している。

 近鉄四日市駅から市役所にかけての中心街一帯では、夕方になると、ムクドリが大きな群れをなして飛んでくる。市によると数千羽はいるとみられ、市民から苦情が多く寄せられているという。

 市は、堺市や滋賀県近江八幡市などで実績のある大阪市の業者に依頼。8月から週2〜3回のペースで、2人の鷹匠と2羽のタカを使って、近鉄四日市駅から市役所までの中央通り沿い約500メートルの街路樹などをねぐらにしているムクドリを追い払うことにした。

 1羽は街路樹付近に、もう1羽は近くの公園に配置し、街路樹から公園に逃げても「迎え撃つ」態勢を取る。このエリアに複数のタカがいるとイメージづける作戦という。

 250万円の予算で、30回ほどを予定している。1年だけの実施では再び舞い戻ってくる恐れがあるため、数年間は続ける予定という。市都市整備部は「駆除が目的ではない。本来のすみかの山にかえってもらいたい」と話している。(深津慶造)
http://www.asahi.com/articles/ASK7V3GFYK7VONFB003.html

市街地に鷹匠、ムクドリを天敵のタカ放ち撃退【読売新聞2017年8月5日】
タカの姿におびえて逃げ出したムクドリの大群(2日、四日市市で)=田坂誠撮影
タカを放つ準備をする鷹匠の江頭さん

 三重県四日市市中心部の街路樹をねぐらにするムクドリの騒音やフン対策のため、市は今月から、天敵のタカを放って市街地から追い払う「放鷹ほうよう作戦」を始めた。

 市によると、タカを使ったムクドリの駆除は県内の市町で初めてという。10月末にかけて30回ほど実施する予定で、市は「うまく山間部に追い払うことができれば」と期待している。

 2日午後6時過ぎ、近鉄四日市駅前中央通りのクスノキ並木。害鳥駆除会社「グリーンフィールド」(大阪市)の鷹匠たかじょう・江頭千景さん(20)の左腕からタカが飛び立つと、木の枝で休んでいたムクドリがけたたましく騒ぎながら一斉に逃げていった。

 市の市街地整備・公園課によると、市内では10年ほど前からムクドリの群れが目立つようになり、2、3年前から市街地に居着くようになった。近鉄四日市駅前周辺の街路樹には、夕方になると数千羽が集まり、市民から「鳴き声がうるさい」などの苦情が寄せられているという。

 このため、市は今年度、全国で害鳥駆除の実績があるグリーンフィールドに依頼。同駅から市役所近くまでのクスノキ並木約500メートルの区間で週に2、3回、放鷹作戦を行う。事業費は約250万円。ムクドリがねぐらを移さないよう、周辺の緑地でも実施する考えだ。

 2日は、ムクドリが駅前に集まり始めた夕刻から放鷹を開始。鷹匠の江頭さんと佐藤稔さん(48)が並木道を進みながら、タカを放っては呼び戻す作業を小刻みに繰り返し、ムクドリを追い出した。

 作戦を見守った同社の伊駒啓介・代表取締役は「ムクドリの群れの反応は良い感じだ。これなら、山間部にうまく追い払うことができると思う」と話す。市は「ムクドリが市街地にタカがいると学習し、本来のすみかである山へ戻るよう来年度以降も継続したい」としている。

 タカを使ったムクドリ駆除は全国各地で行われている。昨年8月から実施している大分市の担当者によると、初回の放鷹で姿を消したムクドリの多くが約3か月後に戻ってきたため、今年に入ってから2回、タカを放ったところ、群れの数が減っているのが確認できたという。(田坂誠)

 ◆ムクドリ=スズメ目ムクドリ科。全長24センチ程度。体は茶褐色でくちばしと足はダイダイ色。群れで生活する。日中は、田畑などで餌を取り、夕方にねぐらへ戻る。全国的に、市街地への集中による騒音やフン害が問題になっている。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/20170804-OYT1T50090.html

ムクドリ対策でタカ作戦=三重県四日市市【時事ドットコム2017年8月4日】
 三重県四日市市は2日夜、市街地に集まるムクドリ対策で、タカを使った追い払い作戦を始めた。市の依頼を受けた鷹匠(たかじょう)がムクドリの群れるクスノキに向けてタカを放つと、一斉に右往左往して逃げ回った。作戦は10月末まで週2、3回、計約30回行う予定で、市は群れが山に戻ることを期待している。
 実施したのは、中心市街地の近鉄四日市駅前にある「中央通り」の駅前から南西約500メートルの区間。クスノキ約80本が立ち並び、夕暮れ時に大量に飛来するムクドリによる騒音被害や通行者へのふん害が問題になっていた。【時事通信津支局】
https://www.jiji.com/jc/pm?id=20170803154139y

三重 タカでムクドリ追い払え 近鉄四日市駅周辺で開始【中日新聞2017年8月26日】
ムクドリを追うタカ=近鉄四日市駅周辺で

 近鉄四日市駅の周辺に夕方に群来するムクドリ対策として、四日市市は鷹匠(たかじょう)に協力を求め、天敵のタカによる追い払いを始めた。ムクドリのフンや鳴き声による騒音への苦情が寄せられており、10月末まで週2、3回、計30回を行い、効果を確認する。

 二日午後六時すぎ、ムクドリの群れが駅東の中央通りに四方から集まってきた。延長五百メートル、幅七十メートルの中央分離帯のクスノキ八十本に次々と止まる。

 鷹匠四人が待ち受け、タカ二匹を放つ。繰り返すうちに群れが飛び立っていく。二時間後の作業終了時には鳴き声が普段より小さくなった。

 市担当者は「ムクドリは突然のタカの飛来に混乱した様子で、初回から効果があった。継続すれば追い出すことができるはず」と期待した。

 市によると、ムクドリは日中、近隣の山あいにおり、夕方に数千匹が集まる。担当者は「多少明るさが残る場所を寝床にする習性があり、飲食店が並ぶ駅周辺を好んでやってくるのではないか」と推測する。主に飛来は六〜十月で、冬場は少ないという。

 被害は十年前から駅西の西浦通りで始まった。ケヤキの刈り込みを六月に早めると飛来数が減少したが、三年前から中央通りに集まるようになった。

鷹匠=近鉄四日市駅周辺で

 中央通りは市のメインストリートのため、刈り込みではなく景観を守りながら被害を減らす方法を模索。大分市の先行事例を参考にタカに注目した。大阪市の害鳥駆除会社に鷹匠の派遣を依頼した。滋賀県近江八幡市や堺市で経験がある。事業費は二百五十万円。

 (大西里奈)
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20170826/CK2017082602000044.html

http://archive.is/kECrg
http://archive.is/xaBFn
http://archive.is/wItM6
https://megalodon.jp/2017-0826-1200-25/www.chunichi.co.jp/article/mie/20170826/CK2017082602000044.html

カラス対策、妙案は? ごみ捨て場で続く知略戦【神戸新聞NEXT2017年8月7日】

鷹によるムクドリ追い払い作戦が失敗【OBS大分放送ニュース2017年1月25日】(既報関連ソースあり)
大分)ムクドリ再び、大分市お手上げ? タカ効果消え…【朝日新聞デジタル2016年12月19日】(既報関連ソースまとめ)
ムクドリ退散 しかし別の鳥が…(大分県)【NNNニュース2016年9月15日】


posted by BNJ at 11:03 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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