2017年08月08日

北斗星(8月8日付)【秋田魁新報電子版2017年8月8日】(コウノトリ)

 「いま秋田県内をコウノトリが飛んでいるはずですよ」と兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷(さと)公園から教えてもらった。国内で唯一の「空白県」を返上するチャンスが到来した

▼一度は国内で絶滅したコウノトリだが、豊岡市が中心となって人工繁殖や水田の環境再生に取り組み、野外での個体数は120羽を超えた。数が増えるに従って行動範囲は全国に広がったものの、47都道府県のうち、なぜか本県のみ飛来が確認されていない

▼コウノトリの野生復帰(放鳥)は2005年に始まり、現在は千葉県野田市や福井県越前市でも放鳥している。放鳥個体やその子には1羽ずつ色の異なる足環(あしわ)が付いており、野田市の放鳥個体にはさらに発信器が取り付けられ、飛行経路をGPSで追跡できる

▼最新情報によると、野田市が2年前に放鳥した雄の「未来(みき)」が今月4日に山形県酒田市から由利本荘市に移動し、その日のうちに大仙市に到達。7日午前6時現在、仙北市周辺にいることが分かった

▼ただし飛来情報をまとめているコウノトリの郷公園(TEL0796・23・5666)はあくまでも足環での確認を基本としているため、できれば足環の色が分かる写真を撮ってほしいと呼び掛けている

▼コウノトリは翼を広げると約2メートルで、翼は白と黒のツートンカラー。サギと間違われることもあるが、サギが首をS字に折り畳んで飛ぶのに対し、コウノトリはまっすぐ伸ばして飛ぶ。目の前にいる鳥が、そうだったりして。
http://www.sakigake.jp/news/article/20170808AK0012/

http://archive.is/y688W

posted by BNJ at 23:16 | Comment(0) | 鳥類コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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