2017年08月10日

おいしい地鶏 食べて“ピヨ”【読売新聞2017年8月10日】(鳥取地どりピヨ)

ピヨなど県産鶏肉を使った弁当
 ◇県がPRに力

 県は、独自に開発した地鶏「鳥取地どりピヨ」のPRに力を入れている。飼育に手間がかかることなどから、生産者が少なく出荷数が伸び悩んでおり、7月末から他の県産鶏肉と合わせ、グルメフェアなどで知名度アップや販路拡大を目指している。養鶏業者を支援し、県産地鶏の生産体制強化も図りたい考えだ。(古賀愛子)

 「ピヨ」は、県中小家畜試験場がシャモ(軍鶏)をベースに他の種とかけ合わせて開発し、1999年に商標登録したオリジナルの品種。うまみ成分を多く含んだ味わいと程よい歯ごたえが特徴で、県内外の飲食店などから、「風味がいい」と評判だという。

 ただ、生産には労力がかかる。日本農林規格(JAS)に基づいて「地鶏」と銘打つには、孵化ふかから75日以上飼育することが必要で、生まれてから28日目以降は、地面1平方メートルあたり10羽以下の環境で「平飼い」にすることも条件だ。

 一般的なブロイラーが、7、8週間で出荷できるのに比べ、ピヨの飼育期間は約1・5倍で、場所の確保や餌代などのコストもかさむ。そのため、生産者の負担も大きく、2011年度以降、3業者が経営難などを理由に廃業したという。

 現在は、「鳥取地どり生産者協議会」会員で養鶏業を営む県東部の2業者が、同試験場からヒナを買い、飼育。しかし、ピヨのヒナの年間出荷数は、13年度の1万400羽をピークに減少傾向で、16年度は9100羽。同試験場は年間1万2000〜1万3000羽のヒナを供給する目標を掲げるが、達成できていない。

 県は、「飲食店からのニーズはある。生産量を確保し、販路を広げられれば、産業として十分に成立するはず」と、今年度、生産者支援に乗り出した。一般会計当初予算に約670万円を計上し、ピヨを育てる業者に、鶏舎建設費などの経費の3分の1を補助する。

 県内では、ピヨのほか、「大山どり」「がいなどり」など、業者が独自に飼育手法や餌を工夫して生産している「銘柄鶏」もある。

 県は、ピヨも含む県産鶏肉の認知度アップと販路拡大につなげようと、グルメフェアを企画。7月末から特製駅弁の販売を始め、県内の飲食店22店舗で県産鶏の料理を提供しており、今月19日に若桜鉄道(若桜町)、20日に智頭急行(智頭町)の車内で駅弁を楽しむ特別列車も運行予定だ。

 東京でも46店舗で約100種類のメニューが味わえるイベントを実施。県食のみやこ推進課は「『とり』の文字がつく県は、全国で鳥取県だけ。鳥取の鶏肉をPRし、和牛や豚肉と並ぶ鳥取のブランドに育てたい」と意気込んでいる。
http://www.yomiuri.co.jp/local/tottori/news/20170809-OYTNT50206.html

http://archive.is/qBRq4
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posted by BNJ at 11:06 | Comment(0) | 養鶏畜産ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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