2017年08月10日

北海道の海鳥化石は新種 恐竜時代の海に潜り魚を捕獲【朝日新聞デジタル2017年8月10日】

見つかった新種の化石(北海道大学提供)

 北海道大学などは10日、恐竜がいた時代の北海道の地層から見つかった海鳥の化石が、新種だとわかったと発表した。いまのペンギンのように海に潜って魚をつかまえていたとみられる。発見者はアマチュア化石収集家の故・解良(けら)正利さんと康治さん(79)兄弟で、2人にちなんだ学名がつけられた。

 化石は脚の骨など9点。白亜紀後期にあたる約9千万〜8400万年前当時は海だった三笠市の地層から1996年に見つかり、市立博物館に寄贈されていた。

 研究チームが詳しく調べると、潜水に適した厚い骨の壁などの特徴から、主に北米で見つかっていた海鳥の仲間の新種とわかり、専門誌で発表した。体長は推定70〜80センチで、空は飛べないが泳ぐのに適した水かきが脚にあったとみられる。

 北米産の同じグループの鳥の名前は「西の鳥」を意味する「ヘスペロルニス」。これに対し東アジアの日本で見つかった鳥のため、アイヌ語で「東」を意味する「チュプカ」とラテン語の「鳥」を意味する「オルニス」、発見した解良さん兄弟の名を含む学名「チュプカオルニス・ケラオルム」がつけられた。

 研究チームの北大大学院生、田中公教(とものり)さんは「同じグループの鳥の化石ではアジアで最古の記録で、進化の流れがわかる。日本から発見されたことで、これまで考えられていたよりも古くからアジア地域に生息域を広げていたこともわかった」。札幌市在住の解良康治さんは「まさか新種とは思わなかった。ケラという名をつけてくれてうれしい」と話す。(小堀龍之)
http://www.asahi.com/articles/ASK8B3QRGK8BULBJ006.html

http://archive.is/3DBcm

posted by BNJ at 22:06 | Comment(0) | 鳥類一般ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: