2017年08月15日

希少種営巣の木を伐採 諏訪市「配慮に欠けた」【信濃毎日新聞2017年8月15日】(ササゴイ/ヨシゴイ)

諏訪市職員が草木を伐採した諏訪湖の人工島(手前)
 諏訪市は14日の市議会総務産業委員協議会で、7月に諏訪湖の人工島で草木の伐採作業をした際、県版レッドリストで「絶滅危惧2類」のササゴイの巣があった木などを伐採したと明らかにした。市は、法令違反はないものの、鳥獣保護の観点から配慮に欠けていたとしている。

 市によると、市職員が7月26日、石彫公園の近くにある縦横数メートルの二つの人工島で高さ約1メートルの木や草などを刈った。8月15日の花火大会の準備の一環だった。県鳥獣保護管理員の報告を受けた県諏訪地域振興局林務課と市の担当者、日本野鳥の会諏訪支部の会員が7日に現場を視察。切られた枝にササゴイの巣があったことを確認した。

 人工島には複数のカルガモの巣もあり、卵が残っていたが、親鳥が抱卵せず、放置されていた。日本野鳥の会諏訪支部長の林正敏さん(73)=岡谷市=によると、人工島には県版レッドリストで「絶滅危惧1B類」のヨシゴイも営巣していたが、伐採で繁殖が困難になったという。

 市は人工島の草木が伸びると花火大会の運営に支障が出るとして、3年に1度くらいのペースで伐採してきたが、これまで鳥類などへの影響を指摘されたことはなかったという。市観光課は「鳥獣保護法の趣旨を理解せずに作業が行われていた」とし、今後の伐採は鳥類の繁殖期を避け、野鳥の会会員が立ち会うとした。職員を対象に動植物の保護などに関する研修会も開く。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170815/KT170814FTI090005000.php

http://archive.is/BICBC

posted by BNJ at 11:05 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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