2017年08月19日

コウノトリ調査、日韓連携へ 郷公園が韓国環境生態学研究所と協定【産経ニュース2017年8月19日】(他1ソース)

 特別天然記念物コウノトリの共同調査研究を進めるため、県立コウノトリの郷公園と民間の韓国環境生態学研究所(大田広域市)、日韓の市民団体の計4者が18日、豊岡市の郷公園で協定書を交わした。発信器をコウノトリに取り付けて移動データを共有し、行動を解析。学術だけではなく、両国の市民交流にも発展させたいとしている。

 市民団体は日本コウノトリの会(豊岡市)、韓国コウノトリ市民ネットワーク(江原道鉄原郡)。

 発信器は同研究所が開発し、約60グラム=写真。ソーラーパネルと電池で半永久的に動く。郷公園は5台の提供を受け、野外個体の背中に装着。同研究所によると、韓国では17羽に同じ発信器を付けている。2時間ごとに位置情報を蓄積し、1日2回送信する。

 郷公園と研究所は昨年12月から共同研究に乗り出しており、協定では追跡したデータを共有、分析し、繁殖の適地、つがいになる過程などの解明を目指す。両市民団体は飛来先などをいち早く知ることで保護活動や生息環境の整備に役立てたいとし、位置情報の一部は公開方針という。

 調印式で、日本コウノトリの会の佐竹節夫会長は「市民団体の研究協定参加は画期的。日韓の市民が連携し、野生復帰に取り組める」と話した。協定による調査研究プロジェクトは平成32年末までで、郷公園は発信器の増設も今後検討するとしている。
http://www.sankei.com/region/news/170819/rgn1708190025-n1.html

コウノトリ情報 日韓共有【読売新聞2017年8月19日】
 ◇4機関・団体 GPSで移動把握

 コウノトリの野生復帰に携わる日韓の研究機関と市民団体が18日、コウノトリの位置情報を共有する取り組みを始めると発表した。韓国の民間研究機関・韓国環境生態学研究所が開発した発信機を、県立コウノトリの郷さと公園(豊岡市)が野外の個体に装着。移動に関する研究や、野生復帰の普及啓発などに役立てる。

 発信機は、重さ約60グラム。全地球測位システム(GPS)で2時間おきの位置情報を入手でき、同公園と研究所、日本コウノトリの会(豊岡市)、韓国コウノトリ市民ネットワークが共有する。韓国では17羽への装着実績があり、同公園は1、2歳の鳥に取りつけて繁殖期までの行動調査などを実施。同公園は秋以降、5台を取りつけるという。

 目撃情報などは同公園や福井県越前市など放鳥した自治体が公開しているが、「行政や研究機関の独占状態だった位置情報を市民が共有し、ともに調査するのは画期的」と、同会の佐竹節夫代表。この日、同公園での調印式には韓国側の関係者も出席。同研究所の李時玩イシーワン所長は「研究者以外にも手伝う人が必要。手を組んで(コウノトリを)守りたい」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/news/20170818-OYTNT50238.html

コウノトリ 移動把握 日韓共同調査で調印 郷公園 /兵庫【毎日新聞2017年8月19日】
 県立コウノトリの郷公園(豊岡市祥雲寺)で18日、郷公園など日韓の研究機関と市民団体の関係者が集まり、コウノトリの移動に関する共同調査研究プロジェクトの調印式が開かれた。協力して韓国製の発信器を日本国内のコウノトリに取り付け、行動を把握する。

 調印式には郷公園の大迫義人・エコ研究部長心得、日本コウノトリの会(豊岡市)の佐竹節夫代表、韓国環境生態学研究所(韓国・大田市)の李時玩(イシワン)研究所長、韓国コウノトリ市民ネットワーク(韓国・江原道鉄原郡)の度淵(トヨン)代表が出席した。

 プロジェクトの期間は2020年12月30日まで。韓国環境生態学研究所が開発したGPS発信器5台が郷公園に提供され、コウノトリに取り付けられる。発信器は縦約7センチ、横約4センチ、高さ約3センチで61グラム。ソーラーパネルでリチウム電池に充電させる。2時間に一度、位置する緯度と経度の情報を取得する。

 この発信器は韓国では16年以降17羽に取り付けられている。郷公園ではこれまで米国製の物を27羽に付けているが、今回の韓国製の物はコストがかからず精度が高いという。取得した情報から、コウノトリの移動ルートや特定の場所での滞在日数などが分かる。

 昨年12月、郷公園と研究所で共同研究の協定を結んだが、市民団体に参加してもらうため今回改めて協定を結んだ。2研究団体が、取得したデータを元に協力して共同研究を進め、情報の一部を2市民団体が公開する。【柴崎達矢】

〔但馬版〕https://mainichi.jp/articles/20170819/ddl/k28/040/366000c

http://archive.is/3lTNs
http://archive.is/YSwGk
http://archive.is/YImC4

posted by BNJ at 11:52 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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