2017年08月27日

夕空 黒の乱舞【読売新聞2017年8月27日】

平城宮跡のヨシ原に集まるツバメ。奥は大極殿(奈良市で)=前田尚紀撮影
 ◇平城宮跡 ツバメ「ねぐら入り」

 南への旅立ちを前に、ツバメ数万羽が夕空を覆う「ねぐら入り」が、奈良市の平城宮跡でピークを迎えた。古都に集まる渡り鳥の姿が、季節の移ろいを告げている。

 大極殿の南西、2メートルほどのヨシが茂る湿地の上空。生駒山に夕日が落ちる頃、至る所からツバメが集まってくる。刻々と数を増した群れは黒い渦のような乱舞を見せ、宵闇が迫ると次々にヨシに降り立った。

 桜前線とともに日本に飛来したツバメは、秋になると長旅に備えるため、列島各地の中継地で栄養を蓄えながら南下する。平城宮跡に広がるヨシ原は、全国有数のツバメのねぐらとして知られており、日本野鳥の会奈良支部によると、今月中旬時点で約6万羽を観測したという。

 休耕田や湿地が土地開発などで失われる中、平城宮跡に集まるツバメの数は年々、増加している。「単なる空き地に見えても、鳥たちにとっては貴重な休息の場。理解を求め、保全していきたい」と同支部副支部長の中元市郎さん(63)は話す。今月いっぱいは見られるという。

 近くの奈良ロイヤルホテルでは2年前から宿泊者対象のプランを作り、スタッフが案内している。浜松市から訪れていたタクシー運転手、柴田誠さん(56)は「旅行計画中に『ねぐら入り』を知り、楽しみにしていた。四方八方から現れて頭上を舞う姿は想像以上だった」と目を細めた。(大橋彩華)
http://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20170826-OYTNT50115.html

奈良・平城宮跡で「ツバメのねぐら入り」ピーク 美しく迫力満点、5万〜6万羽が集団で渦を巻くように【産経WEST2017年8月24日】
16日は約5万5千羽のツバメが平城宮跡でねぐら入りした=奈良市の平城宮跡
 奈良市の平城宮跡で、「ツバメのねぐら入り」がピークを迎えている。毎夕、約5万〜6万羽のツバメが集団で羽ばたく姿が観察でき、連日多くの市民がその様子を見守っている。

 「日本野鳥の会」奈良支部によると、ツバメは日の入り後約20分かけて、同宮跡のヨシ原に舞い降りて集団でねぐらを形成する。同宮跡には毎年8月中旬、5万〜6万羽がねぐら入りするといい、関西有数の観察スポットという。

 今月16日には午後7時ごろから、約5万5千羽のツバメが渦を巻くような群れを作り、約2千平方メートルにわたって広がるヨシ原にねぐら入りした。春〜夏に子育てを終えた親鳥や巣立った若鳥たちは、秋までそれぞれのねぐらで過ごした後、東南アジアやオーストラリアへ帰るという。

 同支部の中元市郎副支部長は「あかね色に染まる夕空を舞うツバメの姿は美しく、迫力もある。今年は10月中旬までは観察できるのでは」と話していた。
http://www.sankei.com/west/news/170824/wst1708240037-n1.html

http://archive.is/jrqzd
http://archive.is/2Wcr2

タグ:ツバメ
posted by BNJ at 11:05 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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