2017年09月26日

飼育イヌワシ、「絶滅」恐れ…大半が血縁関係【読売新聞2017年9月26日】

天王寺動物園で飼育されている2羽のニホンイヌワシ(大阪市天王寺区で)=近藤誠撮影
 動物園で飼われているニホンイヌワシは、人工繁殖を続けても子孫がゼロになる恐れがある――。

 そんな予測を京都大野生動物研究センターのグループがまとめた。全国で計27羽(2014年現在)が飼育されているが、大半が血縁関係にあり、将来的に交配が難しくなるという。

 国内の野生のイヌワシは推定約500羽。餌場の減少などから繁殖率は約20%まで下がり、絶滅が懸念されている。多摩動物公園(東京都日野市)や秋田市大森山動物園、天王寺動物園(大阪市)など8施設で人工繁殖しているが、27羽のうち16羽は同じ両親を持つ。近親交配を避ける組み合わせは限られている。

 グループはDNAの型や推定年齢などを調べ、コンピューターで今後の変化を予測。すると156年後には交配相手がいなくなり、最後の個体も死んでしまうことがわかった。一方、10年に1度、野生から雌雄1羽ずつを繁殖に参加させれば、200年後も繁殖を続けられる、との結果だった。

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http://www.yomiuri.co.jp/science/20170925-OYT1T50113.html

http://archive.is/Aezdd
イヌワシ「手取」死ぬ…いしかわ動物園【読売新聞2017年7月20日】
国内最高齢のイヌワシ死ぬ 大森山動物園、47歳【秋田魁新報2017年4月25日】

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