2017年11月01日

白いはずの頬が黒「極めて珍しい」シジュウカラ【読売新聞2017年11月1日】

黒いシジュウカラ(茨城県つくば市の筑波実験植物園で)=国立科学博物館提供
普通の色のシジュウカラ=国立科学博物館提供

 国立科学博物館筑波実験植物園(茨城県つくば市)は31日、黒みを帯びた雌のシジュウカラ1羽(黒化個体)が見つかったと発表した。

 通常は頬や胸から腹にかけての両脇が白だが、頬は黒く両脇は濃いグレー。同様の事例は近年、オランダで確認されているが、極めて珍しいという。

 浜尾章二動物研究部グループ長(58)によると、今年2月に捕獲し、DNAを分析した結果、黒化個体であることが判明。10月27日発行の日本鳥学会誌に論文が掲載された。

 筑波実験植物園では2016年2〜3月、黒みを帯びたシジュウカラが飛来し、捕獲できなかったもののカメラで撮影。比べたところ、同一とみられるという。

 捕獲した個体は既に自然界へ放したが、今冬から来春にかけて子とともに再び同園に姿を見せる可能性がある。浜尾グループ長は、黒化のメカニズムは解明されていないとして「子孫の羽の色はどうなっているのか興味深い」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20171101-OYT1T50037.html

黒いシジュウカラ、国内で初めて確認 遺伝子の変異?【朝日新聞デジタル2017年11月2日】
国立科学博物館筑波実験植物園で確認された黒いシジュウカラ(2月、茨城県つくば市、同博物館提供)
写真・図版

 全身が黒いシジュウカラを国内で初めて確認したと、国立科学博物館が発表した。同博物館筑波実験植物園(茨城県つくば市)内で来園者が見つけ、博物館の研究者が遺伝子を調べてシジュウカラと確かめた。世界でもオランダで報告があるぐらいだという。

 同博物館動物研究部の浜尾章二グループ長によると、昨年2月に園内の雑木林にいたのを来園者が撮影した。春からの繁殖期は姿を消し、今年2月に再び姿を見せた。浜尾さんが血液を採取して調べたところ、全長13・6センチのメスのシジュウカラとわかった。

 シジュウカラは普通頰や腹が白いが、このメスは頰を含めて頭全体が真っ黒で、腹は灰色。胸から腹にかけてのネクタイのような黒い縦線も太い。色素に関係する遺伝子の変異で白くなる動物の例はあるが、ここまで黒くなる例は少なく、なぜ黒くなるのかはよくわかっていないという。

 浜尾さんは「来年2月にまた会えるか楽しみ。今度は子どもを連れているかもしれない」と話す。赤とピンクの足輪をつけてあるので、植物園外で見つけた人は同園(t−shuzai@kahaku.go.jp)まで連絡を求めている。(三嶋伸一)
http://www.asahi.com/articles/ASKC1625KKC1UJHB00N.html

野鳥 珍しい! 黒いシジュウカラ発見 茨城・つくば【毎日新聞2017年11月8日】
筑波実験植物園で発見された黒いシジュウカラ=国立科学博物館提供

一般的なシジュウカラの雌=国立科学博物館提供
 国立科学博物館などの研究チームは、黒や灰色の羽毛で全身を覆われた珍しいシジュウカラを茨城県つくば市内で発見したと発表した。国内での確認例はなく、世界でも2008年にオランダで撮影された事例があるだけだという。

 シジュウカラは森林や市街地などにすむ小さい野鳥で、一般的なものは頬の部分が白く、胸から腹にかけてネクタイのような黒い模様がある。雄のほうがネクタイ模様の幅が広いという。羽毛を黒くするメラニン色素を体内で作るには多くのエネルギーが必要で、小鳥の体には負荷が大きいという。

 チームは2016年2〜3月、つくば市天久保4の筑波実験植物園内で、大きさや形がシジュウカラに近く、全身が黒っぽい鳥を発見。いったん姿が見えなくなったが、今年2月に再び見つけた。微量の血液を採ってDNA分析をしたところ、シジュウカラの雌であることが分かった。黒くなった原因は不明という。同園に寄る黒いシジュウカラは春から夏にかけての繁殖期にいったん離れ、秋に戻ってくると見られている。

 チームの浜尾章二・同館脊椎(せきつい)動物研究グループ長は「無事にまた戻ってきたら、子供の有無やその羽毛の色などについても調べたい」と話す。【大場あい】
https://mainichi.jp/articles/20171108/k00/00e/040/203000c

【茨城】国内で初の確認 黒いシジュウカラ つくば市の筑波実験植物園【東京新聞2017年11月8日】
全身が黒いシジュウカラ=つくば市で(国立科学博物館提供)

 全身が黒いシジュウカラがつくば市の筑波実験植物園内で見つかった、と国立科学博物館が発表した。確認されたのは国内では初めてで、世界でもオランダで報告があるだけという。シジュウカラは一般的には白い頬が特徴だが、黒は極めて珍しい。 (宮本隆康)
 発表によると、植物園内で今年二月、頭部全体が黒色で、全身も黒色を帯びた羽毛で覆われた全長一三・六センチの鳥が見つかった。
 博物館の動物研究グループがいったん捕獲し、微量の血液を採取。DNAを分析したところ、シジュウカラの雌と判明したという。詳細を記した論文は十月末に、日本鳥学会誌に掲載された。
 通常のシジュウカラは、頭部の頬付近や腹部が白くなっている。海外の他の鳥では、色素に関係する遺伝子の突然変異によって、黒くなるケースもあるという。ただ、今回のシジュウカラが黒くなった理由は、分かっていないという。
 黒いシジュウカラは昨年二月にも入園者に撮影されていて、冬は、植物園内で過ごしているとみられる。
 シジュウカラの寿命は長くて七、八年といい、研究グループの浜尾章二グループ長は「今後、何年見られるか、黒色の子孫を残すかどうか、興味深い」と話している。
 植物園は国立科学博物館の付属施設。約十四ヘクタールの敷地に、国内や世界の植生環境を再現し、植物七千種類超が植栽されている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201711/CK2017110802000147.html

黒いシジュウカラ発見 国内初、つくばの植物園 頬黒く、突然変異【茨城新聞クロスアイ2017年11月15日】
見つかった黒いシジュウカラ(国立科学博物館提供)
全身が黒いシジュウカラが、国立科学博物館筑波実験植物園(つくば市)で見つかった。発見した同館の濱尾章二脊椎動物研究グループ長によると、これほど著しく黒い個体はかつてオランダで報告事例があるだけで、極めて珍しいという。

シジュウカラは、全国に分布し、平地や山地に生息する。一般的に頬が白く、胸から腹にかけてネクタイのように縦に黒い線が入っているのが特徴だ。

一方、今回見つかった個体は頬も黒く、全体が黒や灰色を帯びている。「遺伝子の突然変異であることは間違いない」(濱尾さん)が、詳細なメカニズムは解明されていない。

黒い個体は2月、濱尾さんらのグループが同植物園内で見つけ、細い糸で編まれたかすみ網を張って捕獲した。全長約13・6センチで、採血してDNA分析を行い、メスと確認。群れの中で行動していた。

黒い個体は昨年2〜3月にも同植物園内で来園者が見つけ、撮影していた。4〜7月ごろの繁殖期に同植物園から別の場所へ移動してしまうため、同植物園では約1年間、確認も捕獲もできなかった。

ほかの鳥と同様に繁殖地や越冬地は決まっているとみられ、濱尾さんは「今年も生きていれば、きっと植物園に戻って来るだろう」と話す。ただ、満1歳以上の死亡率は1年間で約50%といい、「可能性はまさに五分五分」だ。

濱尾さんは「こんなに黒いと、シジュウカラに同種のメスだと思ってもらえないかもしれない」としながらも、「今後何年見られるか、子孫を残すかについて興味が持たれる。子どもの色はどうなるのか知りたい」と期待していた。 (鈴木里未)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15106573289546

国内初、黒いシジュウカラ 筑波実験植物園「近隣で繁殖も」 茨城【産経ニュース2017年11月16日】
 国立科学博物館筑波実験植物園(つくば市天久保)で、全身が黒いシジュウカラが見つかった。シジュウカラは頬や腹部が白いのが特徴だが、この個体は全身が黒や灰色を帯びている。同植物園によると、こうした黒い個体が国内で確認されたのは初めてで、世界的にもオランダで報告事例があるだけだという。

 シジュウカラは、ほぼ全国に分布し、森林などに棲むが、市街地でも見られる身近な野鳥で、スズメと同じぐらいの大きさ。

 黒い個体は今年2月、同植物園内で発見された。研究グループが捕獲し、採血してDNAを分析したところ、雌のシジュウカラと判明した。

 同植物園などによると、海外では色素に関係する遺伝子の突然変異で鳥類が黒くなるケースがあるが、今回発見された個体がなぜ黒いかは不明という。

 個体はすでに放鳥されたが、冬から春にかけて親子で再び同植物園に舞い戻る可能性もあるという。同植物園は「近隣で繁殖していると考えられる。今後、何年見られるか、子孫を残すかについて興味が持たれる」としている。(篠崎理)
http://www.sankei.com/region/news/171116/rgn1711160032-n1.html

http://archive.is/Qxgu6
http://archive.is/C3j9j
http://archive.is/Jbt9A
http://archive.is/pN7Oo
http://archive.is/IMNHU
http://archive.is/FciPT

posted by BNJ at 22:06 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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