2017年11月12日

【動画】寒さ吹き飛ばせ!茨城・大洗水族館の「ペンギンのお散歩タイム」2年ぶり復活 ヨチヨチ歩きに大興奮【】

観客の目の前で障害物を越えていくフンボルトペンギン=茨城県大洗町のアクアワールド茨城県大洗水族館(鴨川一也撮影)
 茨城県大洗町磯浜町のアクアワールド県大洗水族館で今月1日から「ペンギンのお散歩タイム」が始まった。毎年秋から春に行っている同館屈指の人気イベントだが、昨年度は県内で発生した鳥インフルエンザの影響で開始早々に中止。約2年ぶりの復活となった。来館者らはヨチヨチと必死に歩くペンギンの愛らしい姿を楽しんでいる。

 散歩するのは同館で飼育されている41羽のフンボルトペンギンから“選抜”された約15羽。「隊長」である飼育員の後に続き、屋外展示エリアを約10分で往復する。

 コース途中にはハードル、階段とスロープ、橋などの障害物が置かれ、ピョンと思い切りのよいジャンプを披露する場面も見られる。我先にと先頭に立つペンギンもいれば、のんびりと寄り道する気まぐれなペンギンも。

 お散歩タイムを見た水戸市の主婦(33)は「ぺたぺたと歩いている姿がかわいかった。動物が苦手な息子も珍しく大喜びでした」と笑顔。土日には立ち見客も出るほどの人気イベントだ。

 観客席とペンギンの距離が近いこともあり、通常の展示では伝わりにくい陸上でのペンギンの歩き方や移動方法を間近で観察できるイベントにもなっている。ペンギンを担当している飼育員、山田遙香さん(21)は「かわいさを楽しんでもらうと同時に生態をより深く知ってもらえる良い機会」と話す。

 同館では、水戸市内の野鳥から鳥インフルエンザウイルスが相次いで検出されるなどしたため、昨年12月からペンギンが飼育されている屋外エリアが封鎖され、展示を止めていた。それに伴いお散歩タイムも中止になった。

 昨年11月に同館に採用された山田さんは昨シーズン、初めて来館者の前に出る仕事として、お散歩タイムの隊長を任される予定だったが、鳥インフルエンザの影響でデビューがお預けに。今シーズンのデビューに向け、今年10月下旬には改めて、ペンギンたちと開館前の“朝練”を重ねた。

 「好きなイベントなので、私も早くお散歩したくて待ちきれなかった」と、今月2日に念願の隊長デビューを果たした。「先頭と最後尾で歩くペースが違うのが難しいが、だんだん慣れてきました」とお散歩を楽しんでいる。

 ペンギンのお散歩タイムは毎日午前11時から開催。雨天や荒天の場合は中止。来年5月6日まで。

 アクアワールド県大洗水族館 延べ床面積約1万9800平方メートルで、展示水槽数は60。約580種、約6万8千点の生物を展示している。

 海の食物連鎖の頂点に立つサメの飼育に最も力を入れており、水族館のシンボルマークのモチーフにもなっている。

 車でのアクセスは、東水戸道路水戸大洗インターチェンジから約15分。料金は大人1850円、小中学生930円、幼児(3歳以上)310円。

 問い合わせは(電)029・267・5151。

      ◇

 フンボルトペンギン地理学者の名から取ったフンボルト海流が流れる南米大陸の太平洋側を中心に、約1万羽が生息する中型のペンギン。南米生まれのため、ふつうのペンギンに比べて寒さに弱い。高速で泳ぎ、深さ150m程度まで潜れるという。日本の水族館や動物園で最も多く飼育されている。
http://www.sankei.com/premium/news/171112/prm1711120013-n1.html
http://www.sankei.com/premium/news/171112/prm1711120013-n2.html

http://archive.is/GfgAM
http://archive.is/5SAZ8

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