2017年12月17日

キャンパスへ行こう!独協大(草加市) 野鳥も営巣、憩いの場 まちなみ景観賞の緑と建築物 /埼玉【毎日新聞2017年12月17日】

ドーム状の屋根が特徴の天野貞祐記念館の前を学生たちが行き交う
 江戸時代に関東代官の家臣・井手伝右衛門により新田開発のため通された「伝右川」に架かる「さくら橋」を渡り、桜の並木を歩くと、緑豊かなキャンパスが現れる。初代学長名を冠した「天野貞祐記念館」をはじめとする独協大(草加市)のキャンパスだ。2013年度の草加市まちなみ景観賞を受け、近隣住民も散策に訪れる。今年は日本最小の猛禽(もうきん)類、ツミの営巣も確認された。【キャンパス取材班】

 キャンパスで印象的なのは緑の多さだ。大学によると、1964年の開学時、福島県に所有していた山からトラック80〜90台分の桜や松などを運び込み、1年ほどかけて移植したという。それから50年余がたち、「独協の森」と言われるまでに根付いてきた。

 その象徴とも言えるのが、中庭の中央にそびえ立つ樹齢100年を超えるシンボルツリー、クスノキ。これも福島県内の、田んぼの真ん中から掘り起こし、20トントラックで運び込んだという。クスノキの下には丸く取り囲むようにベンチが設けられ、天気の良い日には学生や地域の人たちが木陰で休んだり読書をしたりする憩いの場に。中庭の隣には芝生広場があり、取材に訪れた日には近くの保育園児らが遊んでいた。

 その芝生広場で6月、日本最小の猛禽類のツミが子育てしているのが確認された。体長は30センチほどだが、やはりワシやタカに似て、目はりりしい。ヒナは5羽見られ、しばらくして無事、巣立っていったという。

 中庭を挟んで芝生広場の反対側には南庭があり、ここでもさまざまな植生に触れることができるが、楽しめるのは散策だけではない。ドイツの国会議事堂をモデルとし、屋根のドームが特徴的な天野貞祐記念館には一般の人も利用できるカフェテリアが。アリーナなどが入る35周年記念館の学生食堂では外来者も食事を楽しめる。人気メニューは大学名を冠した「独協ランチ」(330円)という。

 また、キャンパスの近くには子どもに関わる相談を受ける「地域と子どもリーガルサービスセンター」がある。子どもも大人も相談でき、悩みごとや困りごとを一緒に考え、支援する。法的解決が必要な場合には併設の「地域と子ども法律事務所」が対応する。相談専用電話は048・946・1771(月〜金曜日の午前9時〜午後5時、12月18日〜1月8日はお休み)。

独協大
 1883年開校の独逸学協会学校を起源とし、1964年、草加市に独協大学を開学。現在、外国語、国際教養、経済、法の4学部11学科に計約9000人が学ぶ。付近には国指定名勝「おくのほそ道の風景地 草加松原」がある。東武スカイツリーライン独協大学前(草加松原)駅から徒歩約5分
https://mainichi.jp/articles/20171217/ddl/k11/100/084000c

http://archive.is/yOUaY

タグ:ツミ
posted by BNJ at 20:54 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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