2017年12月20日

オシドリ愛コラム240回【読売新聞2017年12月20日】

オシドリの魅力について語る森田さん(右、日野町で)

 冬場にオシドリが飛来する日野町で、町の広報誌に毎月掲載されているコラム「オシドリにゅ〜す」が、20日発行の12月号で掲載240回を迎える。日野川沿いの観察小屋を管理するボランティア団体「日野町オシドリグループ」の森田順子さんが1995年から執筆。途中、休載もあったが、20年分に相当する成果で、森田さんは「オシドリを愛する人たちのおかげ。これからもオシドリのことを伝え続けたい」と話す。(浜畑知之)

 「例年、10月初旬に先発隊がやってきます。そのころになると、今日か今日かと待ちます」「『また来たよ。オシドリかわいいね』と声をかけて下さるお客様が増えました」――。約400字のコラムは、オシドリへの思いや小屋の運営を手伝う人たちへの感謝など、日常の中で感じたことを軽妙な調子でつづる。

 森田さんは、松江市出身。結婚を機に約40年前に日野町へ移り住んだ。小中学校の教員を早期退職した頃、初めて見たオシドリの色鮮やかさや愛らしさに魅せられた。「もっと町にやって来るようにしたい」と、94年に設立された同グループのメンバーになり、日野川沿いでエサのドングリをまくなど、活動を続けてきた。

 「オシドリにゅ〜す」は、町民にオシドリの魅力を知ってもらおうと、観察小屋を建てた95年の町広報誌11月号から始めた。毎回、小屋を訪れる写真愛好家が撮影した1枚を添える。写真を提供したことがある倉吉市大正町の仲村吉一さん(66)は「発表の場にもなるので、ありがたいよ」と笑う。

 広報誌を手がける町企画政策課の宮本秀隆主任(35)は「シーズン以外でも、日野川に残っているオシドリの様子を伝えてくれる。ずっと関わっている森田さんならでは」と評価する。

 オシドリが飛来する時期は、グループのメンバーが交代で観察小屋の当番を務め、訪れる観光客に生態などについて解説する。電気が通っていない小屋の冬場の冷え込みは厳しいが、毎年、訪れて使い捨てカイロや温かい飲み物を差し入れてくれる客もおり、オシドリをきっかけにした交流が深まっている。エサのドングリも、小屋で知り合った全国の知人らが送ってくれる。森田さんは「『にゅ〜す』は、オシドリ好きの人たちの思いの結晶。オシドリがつないでくれた縁を大切にして、町を盛り上げたい」と話す。
http://www.yomiuri.co.jp/local/tottori/news/20171219-OYTNT50251.html

http://archive.is/QaxYs

posted by BNJ at 21:36 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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