2017年12月23日

朝日新聞によるツバメに関する報道について【報道の検証2017年12月23日】

街のツバメ、子育ての敵はヒト 巣作り妨害、農村の7倍【朝日新聞デジタル2016年5月10日】
軒先で営巣するツバメ

 日本野鳥の会は9日、ツバメが子育てに失敗した原因のうち、人が巣を落としたり巣作りを妨げたりした割合が、都市部では郊外や農村部の約7倍にのぼったとする調査結果を発表した。人家の軒下に泥やワラで作られる巣が「不衛生」と嫌われるらしい。10日から愛鳥週間(バードウィーク)。「優しく見守って」と呼びかけている。

 野鳥の会は、ツバメの減少を感じる人が約4割を占めた2012年のアンケートを受けて、13年から子育て状況の全国調査を実施。15年までの3年間、のべ2506人から796市区町村でのべ5115個の巣の観察情報を特設サイトに寄せてもらった。

 子育ての失敗率は都市部で23・0%、郊外や農村部で19・8%。原因別にみると、農村ではカラスやヘビなどの天敵が42・4%、人が原因になったのは1・5%だったのに対し、都市では天敵が25・1%で、人が10・6%に達した。巣立つひなの数も、都市は平均約3・9羽と、農村の約4・3羽より少なかった。

 同会は「都市部では、人そのものが子育ての脅威になりつつある」とみている。卵やひながいる巣を都道府県知事の許可なく落とすことは鳥獣保護管理法で禁じられている。(小堀龍之)
http://www.asahi.com/articles/ASJ594VXYJ59ULBJ005.html


神奈川)磁気でツバメ退散! 横浜の会社が開発【朝日新聞デジタル2017年3月8日】
「こうやってはり付けるだけです」と営巣防止装置の説明をする石田隆社長=横浜市磯子区

 横浜市磯子区で磁石関連製品を扱う会社「ブレイン」が、磁石を使って鳥類を追い払う装置「バードキラー・ネスト」を開発した。地磁気が乱れた場所は、鳥が避けるようになる習性を利用。軒下や壁に貼り付けるだけで、4〜5メートル四方に効果があるという。

 石田隆社長(59)によると、野鳥は地磁気を感じて飛ぶため、強力な磁気で地磁気を乱すと方向感覚を失う。5〜6年前に考案し、テストを繰り返してきたという。石田社長は「ツバメは帰巣本能が強く、巣を作ると10年、20年とやってくる。ふんからダニが発生することもある。卵やひな、成鳥が入った巣を撤去すると鳥獣保護管理法に違反する恐れがあるので、製品を試してほしい」と話す。

 長さ16センチ、幅3センチ、厚さ1・5センチ。重さ135グラム。2本で税別8800円。問い合わせはブレイン(045・841・5866)。(村山恵二)
http://www.asahi.com/articles/ASK333HN7K33ULOB005.html





朝日新聞によるツバメ営巣防止器具の紹介の記事に対し、朝日新聞環境取材チームがツッコミを入れるというツイッター上での一幕。
近年減少が危惧されるツバメ。蚊など多くの虫を捕食する「益鳥」の側面もある。
糞害に悩まされる人がいることは事実だが、前年の記事と真っ向対立するような、しかも一企業の商品を売り手の売り文句そのままに紹介するような記事を掲載することには疑問が残る。

posted by BNJ at 13:33 | Comment(0) | 報道の検証 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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