2017年12月28日

三重)フクロウ保護活動3年 四日市西高に文科大臣賞【朝日新聞デジタル2017年12月28日】

フクロウの保護活動や研究で文部科学大臣賞を受賞した四日市西高校自然研究会の生徒3人と指導教諭の丹下浩さん(右)=四日市市役所
 県の準絶滅危惧種にも指定されているフクロウの保護活動に取り組む四日市西高校の自然研究会が、全国野生生物保護実績発表大会で最高賞の一つ、文部科学大臣賞を受賞した。

 大会は、環境省と公益財団法人日本鳥類保護連盟が主催で、学校や団体が野生動物の調査や保護活動の内容を発表する。11月に環境省で開かれ、書類審査で選抜された10校が参加した。

 同校の「フクロウ保護プロジェクト」は、森林や里山の食物連鎖の頂点に立つフクロウを保護しようと2015年春に始まった。フクロウが生息する森は多様な生物が存在していることから、そうした多様な生態系を育む森を次世代に残したいという狙いもある。

 活動では、フクロウが安全に繁殖できる環境を作るため、鈴鹿山脈のふもとを中心に、四日市市、菰野町、いなべ市、津市の4市町に巣箱を39個設置。繁殖後に巣箱に残されたペリット(消化されずにはき出した食べ物)も分析し、捕食された動物や昆虫を特定。各地域の生態系を把握して、餌となった動物や昆虫を含めた保護活動に取り組んだ。また、体験型の講演会などでフクロウや環境を守る意義を伝える啓発活動も行ってきた。

 大会では、部長の末永雄貴さん(2年)、大西一生さん(1年)、河北実夕さん(同)の3人が発表した。今月15日には受賞報告のため森智広市長を訪問し、末永さんが「3年目で結果が出てうれしかった。四日市だけでなく、全国でフクロウのすむ豊かな森を保全する意識をつくっていきたい」と話した。

 来年度からは、フクロウの足にGPS(全地球測位システム)が付いた機器を取り付けて、行動範囲を明確にするなど、さらに進んだ研究や保全活動に取り組んでいくという。(大津正一)
https://www.asahi.com/articles/ASKDH43QFKDHONFB00B.html

http://archive.is/b6GkP

タグ:フクロウ
posted by BNJ at 23:00 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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