2018年01月19日

信州・野生の横顔 アカゲラ 厳冬の森、木たたく音響く /長野【毎日新聞2018年1月19日】

 <信州・野生の横顔(プロフィル)>

 1月上旬、雪に覆われた佐久市の蓼科山山麓(さんろく)の森を歩いていると、「カカカカカカッ……」という乾いた音が断続的に鳴り響いた。キツツキが木をたたく音だ。

 周囲を見回すと、細い木の幹に止まる1羽を見つけた。黒い翼に白い紋があり、下腹から尾の付け根が赤い。アカゲラの雌だ。長く丈夫なくちばしで盛んに幹をうがち、周囲に樹皮の破片が飛び散る。木の中に潜む虫を探しているようだ。

 しばらく観察すると、幹を回りながら登っては木をたたく。上部まで達すると、身を翻して飛び立ち、他の木に移る。キツツキは虫を探す時、やみくもに木をたたくのではなく、虫が開けた穴やたたいた音を手掛かりにするという。虫を見つけると、長い舌を差し込んで捕らえる。

 アカゲラは本州以北の低山帯を中心に分布し、全長24センチほど。県内の里山にも多いから、姿を見た人は少なくないはずだ。年間を通して生息する留鳥だが、季節的な移動をすることもある。

 氷点下の厳冬の森で懸命に食べ物を探し、木をうがつ音を響かせるアカゲラ。生き生きとしたその姿に元気をもらった。【武田博仁】
https://mainichi.jp/articles/20180119/ddl/k20/070/122000c

http://archive.is/nMfGe

タグ:アカゲラ
posted by BNJ at 11:31 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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