2018年01月24日

鹿児島)出水ツル保護区 マイカー規制実験 今月末から【朝日新聞デジタル2018年1月24日】

ツルが飛び交う場所で路上に車をとめてツルを見る人たち=出水市

 国内最大のツルの越冬地である出水市で今月末と来月中旬、保護区へのマイカー乗り入れを規制する社会実験が行われる。将来的には全面立ち入り規制を検討しており、昨年に続いて2度目となる実験では、代替手段として有料シャトルバスの運行も試みる。

 実験は、ツルの保護や、住民生活と観光の両立を目指し、環境省と日本生態系協会が実施する。

 マイカー観光客が多い土日にあたる今月27、28日と2月17、18日で、午前8時半から午後4時まで。ツル保護観察センターのある荒崎地区と、東側の東干拓と呼ばれる地域の面積約3・8平方キロメートルにわたり、観光バスやタクシー、住民の車などを除いて乗り入れを規制する。

 マイカー利用者には、ツル博物館クレインパークいずみに車を止め、観察センターまで有料のシャトルバスを利用してもらう。昨年は無料だったが、今回は両施設の入館料を含めて往復で大人320円、大学・高校生250円、中学生以下120円とした。有料化はツルを「観光資源」として活用する一環でもあるという。 バスは約30分かけて、観光客が訪れることが少ない東干拓も回り、専門家やツルガイド博士検定に合格した子供ガイドが案内役を務める。毎年1万羽を超えるツルが飛来するようになった保護の歩みや、農業被害などの地域の実情も詳しく紹介する。

 マイカー規制には、不特定多数の車が出入りすることによる鳥インフルエンザの拡大を防ぐ狙いもあり、ガイドでは「万羽鶴」の過密状態が抱える問題点にも触れれるという。 実験に合わせて、2月16日にはツルの保護と出水の観光・農業振興について考えるシンポジウムを開く。先着順で定員は80人。実験も含めて問い合わせは、九州地方環境事務所出水自然保護官事務所(0996・63・8977)へ。(城戸康秀)https://www.asahi.com/articles/ASL1H5FP8L1HTLTB00V.html

ツル 出水の越冬地で社会実験 見学客の車両規制 27、28日 /鹿児島【毎日新聞2018年1月26日】
 人とツルのより良い共存策を探ろうと、環境省と日本生態系協会は27、28日午前8時半〜午後4時、出水市の出水平野のツル越冬地約380ヘクタールで、見学客の車両乗り入れを規制する社会実験を実施する。

 昨年に続き2回目で、同市荘の市ツル観察センターへつながる幹線道など3カ所を規制する。鳥インフルエンザが発生した際のリスク管理を試みる他、見学客の路上駐車で地元住民の往来が妨げられることも防ぐ。

 見学客は、同市文化町の市ツル博物館「クレインパークいずみ」に車を止め、シャトルバスで観察センターに向かう。バス内では地元児童らがガイドし、規制への賛否を問うアンケートもする。バス料金はクレインパークとセンター入館料も含め320円(中学生以下120円)で、観光振興も模索する。

 昨年は規制に「賛成」「やむを得ない」と回答した人は、実験前は79%だったが、実験後は90%になったという。生態系協会は「人もツルも安心して暮らせる地域づくりのため、実験に参加してほしい」と来場を呼び掛けている。高齢者や障害者を乗せた車両、団体客のバス、タクシーは規制対象外だ。

 規制は2月17、18日にも実施予定。社会実験に関連し2月16日午後6時、出水市役所1階多目的ホールで「ツル渡来地出水のこれからを考えるシンポジウム」も開く。【降旗英峰】
https://mainichi.jp/articles/20180126/ddl/k46/040/264000c

http://archive.is/PtP7r
http://archive.is/r8bla
ツル 羽数調査終了 今季最多1万5360羽、21季連続1万羽超え 今月中から北帰行 出水平野 /鹿児島【毎日新聞2018年1月9日】
出水ツル越冬地 車規制実験 鳥インフル対策【読売新聞2017年2月19日】

posted by BNJ at 11:17 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: