2018年01月24日

香川の鳥フル、欧州由来 複数のウイルスまん延か【共同通信2018年1月24日】

 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は24日、香川県さぬき市の養鶏場で発生したH5N6型の高病原性鳥インフルエンザウイルスの遺伝子を調べた結果、昨冬に欧州で流行したH5N8型のウイルスに由来することが分かったと発表した。

 昨年11月に島根県のコブハクチョウから検出されたH5N6型のウイルスと似ているが、違う種類であることも判明。西藤岳彦・越境性感染症研究領域長は「複数の種類のウイルスが国内に侵入し、広くまん延している可能性がある。家禽の防疫対策を徹底するなど注意が必要だ」としている。
https://this.kiji.is/328821326032897121?c=39546741839462401

香川の鳥インフルは欧州由来 複数のウイルスまん延か【産経WEST2018年1月25日】
 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は24日、香川県さぬき市の養鶏場で発生したH5N6型の高病原性鳥インフルエンザウイルスの遺伝子を調べた結果、昨冬に欧州で流行したH5N8型のウイルスに由来することが分かったと発表した。

 昨年11月に島根県のコブハクチョウから検出されたH5N6型のウイルスと似ているが、違う種類であることも判明。西藤岳彦・越境性感染症研究領域長は「複数の種類のウイルスが国内に侵入し、広くまん延している可能性がある。家禽の防疫対策を徹底するなど注意が必要だ」としている。

 農研機構によると、香川県で確認されたウイルスは、2016〜17年に欧州で流行したH5N8型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが、渡り鳥の営巣地のシベリアでN6型のウイルスと交雑してできたとみられるという。人に感染しやすくなる遺伝子変異は起きていなかった。
http://www.sankei.com/west/news/180124/wst1801240095-n1.html

香川県の鳥インフル 「遺伝子集合ウイルスだった!」農研機構が正体解明【ハザードラボ2018年1月25日】
今月10日に香川県の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザのウイルスの正体が解明(農研機構)
 香川県の養鶏場で今月に発生した高病原性鳥インフルエンザについて、農研機構は24日、ウイルスの遺伝子情報(ゲノム)の解析の結果、昨年ヨーロッパで大流行したウイルスと、ユーラシア大陸の野鳥がかかるウイルスの2種類が混合したものだと明らかにした。

 この問題は今月10日、さぬき市の養鶏場で食肉用のニワトリが相次いで死亡しているのが見つかり、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザだと判明し、約9万羽が殺処分されたもの。当初、県の保健所と農研機構で2種類の遺伝子検査を行なったが、陽性かどうか判断できず、再検査を実施した。

 農研機構のその後の分析で、香川県のウイルスには、欧州で流行したH5N8亜型と、ユーラシア大陸の野鳥に多くみられるHxN6亜型の2種類の遺伝子が混合することで、新たな「遺伝子再集合」ウイルスであることがわかった。

 鳥インフルエンザは、ウイルスの表面に存在するふたつの糖タンパク質の種類によって分類される。このうち致死率が高い病原性鳥インフルエンザは、遺伝子型がA型で、名前にH5とかH7がついている。

 農研機構は「遺伝子再集合」の原因について、2016年〜2017年にかけて欧州で流行したH5N8亜型が、渡り鳥によって営巣地のシベリアへ運ばれ、そこでHxN6亜型に感染した野鳥の細胞内で起こった可能性が高いとみて、野鳥が運ぶウイルスが養鶏場内に侵入しないよう農家は十分な警戒が必要だとしている。
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/3/23564.html

香川の鳥インフル 欧州型との雑種判明 ウイルス遺伝子解析 農研機構
 香川県さぬき市で11日に確認された高病原性鳥インフルエンザの病原は、昨冬にヨーロッパで流行したウイルスと広くユーラシア大陸に分布しているウイルスとの雑種であることが分かった。昨年末に島根県のコブハクチョウから見つかった病原とは異なる新しいウイルスで、少なくとも2種類の高病原性鳥インフルエンザウイルスが国内で見つかったことになる。野鳥の中にウイルスが広く浸潤しているとみられる。

 農研機構動物衛生研究部門が24日、発表した。遺伝子分析の結果から昨冬、欧州で流行したH5N8亜型ウイルスが、ユーラシア大陸の野鳥に分布しているHxN6亜型と交雑してできた新しいウイルスであることを明らかにした。

 ただ、新しいウイルスであっても従来の遺伝子検査で見つかりにくくなっているとは考えにくいという。今回のウイルスが確定しにくかった原因を引き続き調べていく。

 新たなウイルスは2016〜17年に欧州で大流行したH5N8亜型ウイルスとの関係が強かった。欧州で大流行した後、H5N8亜型ウイルスは17年春にシベリアに渡り、ユーラシア大陸にもともと分布していたHxN6亜型ウイルスと交わって新しいウイルスになったとみられる。

 このウイルスが今冬、香川県の他、欧州にも渡った。香川県のウイルスと近い株が昨年12月にオランダのオオカモメからも分離されている。ユーラシア大陸を広く、ウイルスが渡りながら変異を続けている形だ。

 日本国内では昨冬、11件の高病原性鳥インフルエンザが農場で発生したが、この原因ウイルスとは違う遺伝子であることも分かった。昨冬のウイルスが国内に残って被害を与えたという見方は否定された。

 昨年11月に島根県のコブハクチョウから見つかったウイルスとも違い、国内には少なくとも2種類の高病原性鳥インフルエンザウイルスが見つかったことになる。多種の病原ウイルスが確認されたことから、農研機構は「多くの野鳥にウイルスが浸潤している可能性がある」と話している。

 昨冬に比べ、死んだ野鳥の発見が少ないことから、野鳥では発病しにくく家禽(かきん)では発病するように変異していることも考えられるとして警戒を呼び掛けている。
https://www.agrinews.co.jp/p43097.html

香川県(肉用鶏農場)で鳥インフル発生【鶏鳴新聞2018年1月25日】
 香川県と農林水産省は1月10日、さぬき市の肉用鶏農場で鳥インフルエンザの疑い事例が発生し、再検査の結果、11日にH5亜型の高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)と確認されたと発表した。農研機構動物衛生研究部門で、ウイルスはH5N6亜型と確認された。隣国の韓国や台湾などでHPAIの発生が続き、わが国の養鶏場なども警戒を強めてきたが、今シーズン1例目で、四国では初めての発生。
 香川県では、発生農場の半径3`圏内を移動制限区域(9戸、約22万羽)、3〜10`を搬出制限区域(香川・徳島の両県で19戸、約97万羽)に指定された。
 発生農場の鶏は、自衛隊などに協力を要請して11日深夜(23時45分)から、当該農場(約5.1万羽)と関連農場(約4万羽)の肉用鶏約9万1000羽の殺処分を始め、12日午後7時30分に9万1876羽の殺処分を終了。死体はペール缶に密閉(その後焼却処分)し、14日には汚物物品の処理や鶏舎の消毒(1回目)などを行なって防疫措置を完了した。
 防疫措置が終了して10日間が経過した1月25日以降に清浄性確認検査を実施。陰性が確認され、移動制限区域や搬出制限区域でも新たな発生が認められなければ、搬出制限区域から順に解除されることになる。
 今回の発生は、10日の朝に、当該農場の管理者が、55羽の鶏が死んでいたことから香川県東部家畜保健衛生所に「死亡羽数の増加」を連絡。東部家保が立ち入り検査し、簡易検査を実施したところ、11羽中3羽(死亡鶏5羽中2羽、生存鶏6羽中1羽)から陽性反応が出たため、同日に東部家保で遺伝子検査(リアルタイムPCRとコンベンショナルPCR)を実施したが、結果はまちまちで判断が困難であったため、11日に動物衛生研究部門職員とともに再度、採材と遺伝子検査を実施し、H5亜型に特異的な遺伝子が検出されて、感染の確認となったもの。
 今シーズンは、11月に島根県の死亡野鳥7例からHPAIウイルス(H5N6亜型)が確認されたほか、秋田県男鹿市と愛媛県西条市の野鳥の糞便、岩手県一関市の野鳥から低病原性AIウイルスが検出されていた。また1月5日に東京都大田区で回収したオオタカについて、動物衛生研究部門で確定検査を実施し、H5N6亜型のHPAIウイルスを確認した。
 今後も渡り鳥の移動が予想されるほか、2月9日から韓国・冬季五輪(平昌オリンピック・パラリンピック)、中華圏の春節(旧正月、2月16日が元日)などによる人の移動の活発化が予想されるため、引き続き、農場と家きん舎へのAIウイルスの侵入防止対策を徹底する必要がある。
http://www.keimei.ne.jp/article/20180125t2.html

http://archive.is/p3ZQN
http://archive.is/F3flt
http://archive.is/3iwE5
http://archive.is/SzbtN
http://archive.is/Ow1eE

posted by BNJ at 21:27 | Comment(0) | 養鶏畜産ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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