2018年01月31日

父が残したオオワシ…根室で思い語る【読売新聞2018年1月31日】

動物画家・薮内正幸さんの大作

薮内正幸さんの大作「オオワシ」と父の思い出を話す長男の竜太さん(根室市で)

 毛の一本一本まで丁寧に描いた世界的な動物画家、薮内正幸氏(1940〜2000年)の大作「オオワシ」が根室市の民宿「風露荘」に残されている。多くのファンが今も訪れており、薮内正幸美術館(山梨県北杜市)館長で長男の竜太さん(48)は、「仕事抜きで自由にオオワシを描けたことを父は喜んでいた」と振り返る。

 薮内さんは、注意深く観察した生きものの姿を綿密に記憶して数多くの作品を描き、野鳥図鑑や絵本、広辞苑などにも掲載された。風露荘の経営者で、2013年に亡くなった文筆家の高田勝さん(享年68歳)は親友で、2年に1度は訪れ、多くの作品を残した。

 オオワシは1977年12月、高さ約2メートル、幅約4メートルの板戸の衝立ついたてに描かれた。高田さんがヒグマを要望したところ、ワシやタカが大好きな薮内さんは、道東に飛来する国の天然記念物オオワシを「実物大で描かせてほしい」と言って、ビールを飲みながら白いクレヨンと黒いフェルトペンで一気に描き上げた。迫力ある飛翔する姿に、「衝立から飛び出しそうだ」と高田さんは驚いたという。

 竜太さんは28日、根室市のバードフェスティバルで講演した。父の思い出を語り、「好きこそものの上手になる。便利すぎる現代だからこそ、手間暇をかけて、好きなことに集中して取り組むことが将来の道を開き、仕事になることがある」と述べた。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20180131-OYTNT50035.html

http://archive.is/gSKhX
参加者オオワシに興奮/根室バードフェス【釧路新聞2018年1月28日】

posted by BNJ at 22:55 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: