2018年02月03日

コウノトリ 巣塔、出石に 郷公園、科学的調査で初の移設 ペア誕生願い“家”提供 /兵庫【毎日新聞2018年2月3日】

移設された巣塔=兵庫県豊岡市出石町水上で、柴崎達矢撮影
 但馬県民局(豊岡市幸町)と県立コウノトリの郷公園(豊岡市祥雲寺)は2日、以前豊岡市日撫に設置されていた巣塔を、豊岡市出石町水上に設置する作業を行った。水上地区にはペアになりそうな雄と雌がおり、ペア誕生に備えて繁殖場所を提供する試み。巣塔の移設は過去にもあったが、科学的調査の結果移設を決めたのは郷公園では今回が初めて。【柴崎達矢】

 巣塔は、2011年1月に日撫地区に設置されたもので、今年1月30日に撤去。巣台を取り換えた上で2日、水上地区のひぼこホール近くに設置された。昨年から、郷公園と豊岡市コウノトリ共生課が共同で水上地区とその周辺で調査した結果、豊岡市城崎町戸島地区の人工巣塔から巣立った3歳の雄と、朝来市山東町三保地区で放鳥された2歳の雌が連れ添い行動をしていることが明らかになり、巣塔の移設が決まった。

 江崎保男・統括研究部長は「科学的調査により、ペアができそうだからということで、使われていない日撫の巣塔を移した。ペアになった時、家の中心になるものを提供しようと思った」と話している。

〔但馬版〕
https://mainichi.jp/articles/20180203/ddl/k28/040/408000c

出石に新コウノトリ巣塔【読売新聞2018年2月4日】
繁殖活動に備えて新設される巣塔(2日、豊岡市出石町水上で)
 但馬県民局と県立コウノトリの郷さと公園は2日、豊岡市出石町水上の農地に巣塔(高さ12・5メートル)を新設した。付近で一緒に行動する雄(3歳)と雌(2歳)の繁殖活動に備えるためという。

 雄は昨年、高圧線の鉄塔に引っかかって救助され、同公園と日韓の市民団体などが9月、共同で電波発信機を装着して放鳥。雌は、朝来市山東町の施設で2015年に放たれた。ともに一帯で餌探しをしており、同公園と市コウノトリ共生課が観察を続けている。

 同公園の江崎保男・統括研究部長は「観察の結果、一帯を行動圏にしており、ペアができそうだという科学的根拠から巣塔を新設することにした」と説明。戦前にコウノトリが繁殖した記録がある出石町・鶴山の近くで繁殖活動が行われる可能性について、「興味深い」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/news/20180203-OYTNT50046.html

http://archive.is/ru0US
http://archive.is/nftuj

posted by BNJ at 20:57 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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