2018年02月16日

絶滅危惧種の夏鳥「ヒクイナ」、鳥取・米子水鳥公園で越冬中 鳥取県内初の確認【産経WEST2018年2月16日】

鳥取県内で初めて越冬が確認されたヒクイナ(山根忠幸撮影)

 鳥取県米子市の米子水鳥公園で、夏鳥のヒクイナが1月から滞在しており、県内初の越冬例として注目されている。

 環境省が準絶滅危惧種とするヒクイナは、本来は東南アジアなどから国内各地に訪れて繁殖する。近年は、中部地方以西で越冬しているが、県内ではこれまで確認されておらず、夏鳥として扱われている。

 今冬は1月6日、公園で初めて姿を観察した。以後ほぼ毎日、観察施設ネイチャーセンター近くに現れ、餌を探す姿が目撃されている。現在も、特に荒天時や夕方などに見られ、ヨシ原で過ごしているらしい。桐原佳介主任指導員は「2年前の冬にも観察されたが、今シーズンは明らかに越冬している」と説明する。

 ヒクイナは湿地に生息し、警戒心が強いためあまり人目に触れない。頭から尾羽までの上面は暗緑褐色で、顔から腹部にかけての暗赤色が特徴で雌雄同色。

 日本野鳥の会鳥取県支部の土居克夫支部長は「県内初の越冬確認で、分布が広がっているようだ」と話している。

 一方、同公園では、コハクチョウが生まれ故郷を目指す北帰行がスタートした。昨年より7日早い春の訪れ。

 公園職員が15日に大山を横切って北東方向に飛び去る17羽を確認。この日は、公園上空を飛ぶマナヅル2羽も目撃され、渡り鳥たちが移動を始めたらしい。

 公園には昨年12月1日、最多のコハクチョウ約590羽の姿があり、現在は100羽前後。中海周辺には約1500羽が越冬中で、北帰行直前には公園に集まるとみられる。北帰行は3月にピークを迎える。
http://www.sankei.com/west/news/180216/wst1802160018-n1.html

http://archive.is/ly5EJ

posted by BNJ at 11:00 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: