2018年02月16日

(420)見えない境界線がある コジュケイ【共同通信2018年2月16日】

草かげに2羽のコジュケイがいた。仲がよさそうだった
 ずんぐりした体。全体が茶色っぽいので、体長は30センチ近くありそうなのに、地面の上ではあまり目立たない。でもよく見ると、羽には濃い茶色のはんてんがあって、のど元は赤に近い色。なかなかきれいだ。
 北九州市の到津(いとうづ)の森公園にいるコジュケイ。「こもれびの径(みち)」という大きなケージを2羽がいっしょに、とことこ歩いていた。
 担当の中嶋麻海(なかしままみ)さんによると、ずんぐりした体はキジの仲間に共通していて、遠くに飛ぶのには向いていない。たしかに見ている間じゅう、歩いたり草かげに入ったりして、一度も飛ばなかった。
 ここにいるコジュケイはもともと、民家で庭の草かりをしているとき、卵で見つかった。親鳥がもどらなかったので、引き取ったら、次の日、ひながかえったそうだ。
 こもれびの径にはいま5羽いて、2羽と3羽のグループにわかれている。ケージの真ん中ぐらいに境界線があるらしく「そこでオス同士がもめていることもあります」と中嶋さん。
 鳴き声は「チョットコイ」と聞こえる。「だからもめているときは、おたがいに大きな声で『チョットコイ』と鳴き合う。たまにけっていることもあります」
 おとなしそうに見えるけれど気が強いのかな。もめているところを見たいと思った。(文・写真、佐々木央)=2016年4月取材
https://www.47news.jp/culture/1643220.html

http://archive.is/brXbv
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