2018年03月07日

多摩動物公園 伝統文化と動物の縁 演舞披露、講演も 18日、イベント /東京【毎日新聞2018年3月7日】

 多摩動物公園(日野市)は18日、イベント「日本の伝統文化のなかに生きる動物たち」を開く。日本自然保護協会、伝統芸能の道具ラボとの共催。ワシの羽根などが能の道具に使われていることなどを通じ、動植物と文化に深いつながりがあることを紹介する。郷土芸能のパフォーマンスや講演などもある。

 岩手県の郷土芸能「鹿(しし)踊り」は鹿の角や馬の毛を付けた鹿頭(ししがしら)をかぶり、竹に和紙を貼ったササラを背負って踊る。自然への感謝と畏れの気持ちを受け継ぐ芸能だ。18日は午前10時半と午後1時の2回、園内のウオッチングセンター前で演舞の披露がある。

 午後1時半からは、宝生流の能楽師、東川光夫さんが「天狗(てんぐ)の羽うちわに見るワシ・タカのちから」と題して講演。東川さんや全日本郷土芸能協会事務局長の小岩秀太郎さんらによるパネルディスカッション「伝統芸能と日本人の動物観」もある。

 能楽の宝生流で使う「羽うちわ」は、イヌワシやクマタカの尾羽で作られている。江戸時代から使っているが、イヌワシやクマタカは原則、捕獲や譲渡が禁止されており、制作も修理も困難なのが実情だという。

 講演会とパネルディスカッションの参加希望者は、往復はがき(11日必着)か、メール(14日送信分まで有効)で申し込む。料金など詳細は「東京ズーネット」のウェブサイトで案内している。問い合わせは多摩動物公園(042・591・1611)。【斉藤三奈子】
https://mainichi.jp/articles/20180307/ddl/k13/040/010000c

http://archive.is/wPSW8

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