2018年04月15日

科博の「お宝」探訪(3)「幻の鳥」剥製が新発見の鍵に【日本経済新聞2018年4月15日】

 国立科学博物館の「鳥類標本室」には色とりどりの鳥類の剥製がずらりと並ぶ。収蔵点数は研究用で約1万点にのぼる。日本ではほとんど見られない、珍しい種類も目に入る。

フィリピンワシなど珍しい剥製もある

 絶滅危惧種であるフィリピンワシは、その代表例だろう。絶滅の恐れのある野生動植物の国際取引を規制する「ワシントン条約」の対象となる前に、同館が鳥類学者から譲り受けた。まん丸の目玉がこちらをじっと見つめ、今にも飛び立ちそうだ。

 羽根がちょうど生え替わる時期のコウテイペンギンの剥製もある。西海功研究主幹は「捕獲した場所や時期が分かるものを研究用として収蔵している」と解説する。

 詳細な情報がない剥製は、イベントなどの展示用となる。捕獲の手法は色々あるが、鳥には見えづらい「かすみ網」でつかまえることが多いという。

 ここで保存している剥製のコトラツグミは生きている姿を観察できず「幻の鳥」と呼ばれていた。最近の研究で台湾のコトラツグミに近い亜種であることが分かった。剥製があれば、長い時を経て新発見につながる。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO2935477013042018MY1000/

http://archive.is/BHNNS

posted by BNJ at 09:18 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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