2018年04月16日

生態驚きペンギン図鑑…渡辺准教授監修【読売新聞2018年4月16日】

「どんまいなペンギン図鑑」を監修した渡辺准教授

 国立極地研究所(立川市)の渡辺佑基准教授(40)が監修した「それでもがんばる! どんまいなペンギン図鑑」(宝島社)が発売された。ペンギンたちの驚くべき、しかしどこかずれた習性を紹介した「ペンギン愛」あふれる内容になっている。

 図鑑では、世界に生息する18種のペンギンのうち、日本の水族館などで見られる12種を紹介。卵を温めている間、約4か月間食事をしないエンペラーペンギンに、怒ると顔が三角形になるアデリーペンギン。群れで移動中に先頭の1羽が後ろの仲間に頻繁に崖から突き落とされるキタイワトビペンギンなど、「どんまい」と言いたくなるような生態を、コミカルなイラストで解説している。

 渡辺准教授は海洋生物学が専門で、同研究所では主にペンギンとサメを研究しており、南極地域観測隊にも参加。今回の本は、大ヒットした「ざんねんないきもの事典」(高橋書店)のペンギン版を企画した出版社から監修依頼があった。

 渡辺准教授は「科学者として関わるからには、笑いをとりつつも、科学に基づく正しい情報を」と念頭に置きながら内容を精査したといい、最新の論文や、観測隊員として現地で取り組んだ自身の研究成果を反映させている。

 「ペンギン博士の南極だより」と題したコラムやあとがきなどは直接執筆。ペンギンに記録装置を付けて行ったバイオロギング調査といった自身の経験や研究の喜びも紹介し、「自然科学の難しさ、おもしろさをペンギンたちが教えてくれたような気がします」などと語っている。

 このほか、12種以外も含めた珍しい習性や飼育員に聞いたエピソードも掲載している。渡辺准教授は「経験をリアルに書き入れつつ、わかりやすい内容になった。動物好きの子供たちに読んでほしい」と話している。

 A5判カラーで、定価900円(税別)。
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20180416-OYTNT50228.html

http://archive.is/5sQv4
それでもがんばる! どんまいなペンギン図鑑

宝島社
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posted by BNJ at 21:39 | Comment(0) | 鳥類一般ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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