2018年05月20日

妙高市がライチョウ保護にクラウドファンディング型ふるさと納税【上越タウンジャーナル2018年5月20日】

新潟県の火打山(2462m)の山頂付近に生息する国の天然記念物で絶滅危惧種のライチョウを守るための生態調査に向け、地元の妙高市はクラウドファンディング(CF)による資金調達を2018年5月16日から実施している。ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」が16日に開設したふるさと納税を活用した自治体クラウドファンディングを利用。目標金額は130万円で、期間は7月2日まで。

クリックするとクラウドファンディングのページが開きます
ライチョウCF2

ライチョウの生息地は北アルプスや南アルプスなど5つの地域に分かれており、そのうち火打山は国内最北限。同市によると、1957年に初めて火打山でライチョウの繁殖が報告され、2009年には33羽以上が確認されていたが、2014年の調査では17羽にまで減少している。

このため同市では、2015年からライチョウのなわばり範囲などの生態調査やライチョウを捕食する野生動物、ライチョウの餌となる高山植物を他の野生動物が食べていないかを確認するためのセンサーカメラによる調査を実施。キツネやテンの他、これまで高山帯では見かけることはなかったニホンジカやイノシシなどがライチョウの生息域に出現していることが明らかとなった。

日本最北限「火打山のライチョウ」を、絶滅から救いたい!(妙高市制作)


しかし、国内最少の個体群である火打山のライチョウの生態はまだ解明されていない点が多く、保護には生態調査などによる多くのデータが必要になる。同市はクラウドファンディングで集めた資金を、来年度に実施する個体群分布状況調査の機材の購入や人件費、調査結果の分析費用に充てる計画だ。

寄付は1000円からで、ふるさと納税と同様に税控除の対象となる。5000円以上の寄付をすると、ライチョウをモチーフとしたオリジナルピンバッジがプレゼントされる。クラウドファンディングは目標額に達した時点で終了する。

同市は「多くの皆さんの応援をいただきたい」と支援を呼び掛けている。

妙高市のクラウドファンディングのページhttps://www.satofull.jp/static/projects/city-myoko-niigata/01.php

問い合わせは同市環境生活課0255-74-0033。
https://www.joetsutj.com/articles/82525559

ニホンライチョウ クラウドファンディングで調査資金募る 妙高市 /新潟【毎日新聞2018年5月5日】
 妙高市と糸魚川市にまたがる火打山(2462メートル)とその周辺に生息する国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウを保護する一環として、妙高市は、クラウドファンディング(CF)を活用して、生態調査のための資金を募ることを決め、16日にスタートさせる。市は「絶滅が危惧されるライチョウへの関心を高めたい」と話している。

 市は、ソフトバンクグループの「さとふる」(東京都中央区)が運営する、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を活用。寄付金の使途から寄付先を選択できる「さとふるクラウドファンディング」を通して資金を募る。期間は6月30日まで。目標は130万円で、達成次第終了する。寄付は1000円から。他のふるさと納税と同様、税控除の対象となる。返礼品として、5000円以上の寄付でライチョウをモチーフにしたピンバッジを贈る。市はCFで集めた資金で、来年度以降の分布調査事業に充てたい考え。妙高市で今年10月「ライチョウサミット」を予定しており、保護についての機運も高めたいとしている。

 ライチョウは氷河期からの生き残りで、北アルプスなど国内では五つの地域に分かれて生息。火打山周辺は国内の最北限にすみ、生息数は約20羽と、国内最小の個体群。生息数は減少傾向をたどっており、中村浩志・国際鳥類研究所代表理事によると、2009年には縄張りが20以上あったとしたうえで、「いつ消えてもおかしくはない」と指摘。テンやキツネなどライチョウのヒナを捕食する動物が、温暖化に伴って高山帯へと活動範囲を広げた可能性もあるとしている。火打山のライチョウの生態は解明されていない点が多く、餌場確保以外の保護策が打ち出せていないのが現状だ。

 問い合わせは市環境生活課、0255・74・0033。【浅見茂晴】
https://mainichi.jp/articles/20180505/ddl/k15/040/108000c

火打山のライチョウ守る資金募る 妙高市がCF活用 生態調査へ【新潟日報モア2018年4月25日】
火打山に生息する国天然記念物のライチョウ=2016年5月(国際自然環境アウトドア専門学校提供)

 妙高市は、火打山(2462メートル)山頂付近に生息する国の天然記念物ライチョウの生態調査に向けて、クラウドファンディング(CF)で資金を募ることを決めた。ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」が来月開設する自治体向けのCFを活用する。ライチョウへの関心を全国的に高め、保護につなげたい考えだ。

 「さとふる」では、ふるさと納税の新たな仕組みとして、自治体が掲げるプロジェクトへの寄付を募るCFを5月16日から試行する。

 火打山は日本最北限のライチョウの生息地で、妙高市や環境省は妙高戸隠連山国立公園の象徴に位置付けている。2016年度からは市と同省が山頂付近で、ライチョウの餌となる高山植物の生育を脅かしているとみられるイネ科植物を除去し、餌場を確保するなどの保護活動に取り組んでいる。

 ただ、20〜30羽という国内最少の個体群を長年維持している火打山のライチョウの生態は解明されていない点が多く、餌場確保以外の保護策が打ち出せていないのが現状だ。

 そこで市は19年度、火打山のライチョウを調査している国際自然環境アウトドア専門学校(妙高市)の長野康之専任講師に依頼し、ライチョウの目撃情報がある火打山を含む頸城山塊で分布調査を実施する予定。CFで集めた資金を調査費に充て、保護策に生かしていく考えだ。

 寄付は千円から。他のふるさと納税と同様、税控除の対象となる。返礼品として、5千円以上の寄付でライチョウをモチーフにしたピンバッジを贈る。目標額130万円に達し次第、締め切る。

 市環境生活課は「ライチョウ保護の支援の輪を広げたい」としている。問い合わせは同課、0255(74)0033。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20180425389166.html

http://archive.is/w1Kce
http://archive.is/nQ5Ec
http://archive.is/zeKsM
ライチョウ基金 2600万円に 「絶滅危機 多くの人に伝わった」【中日新聞2018年3月3日】

タグ:ライチョウ
posted by BNJ at 21:35 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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