2018年05月11日

クイナ分散飼育  環境省、5羽こどもの国へ 病気や災害 リスク回避【琉球新報2018年5月11日】

ヤンバルクイナ生態展示学習施設で飼育されているヤンバルクイナのキョンキョン=2017年7月30日、国頭村安田
 環境省那覇自然環境事務所は国頭村の施設で飼育しているヤンバルクイナ約80羽のうち、最多で5羽を沖縄市の沖縄こどもの国に分散して飼育する方針であることが10日、分かった。鳥インフルエンザなどの病気や災害で一度に死滅する危険を分散することが目的。本年度中に沖縄こどもの国で飼育を始める予定で、一般公開も視野に入れている。

 希少種の分散飼育は県内で初めて。県外ではツシマヤマネコを福岡市の動物園に移すなど希少種の分散飼育が取り組まれている。

 環境省は種の保存法に基づき、2010年からヤンバルクイナの飼育・繁殖を始めた。国頭村内の施設は非公開で、これまでに40羽以上を繁殖させている。

 沖縄こどもの国はこれまでにツル目クイナ科のシロハラクイナ、バンを繁殖させた実績があり、候補に挙がった。

 那覇自然環境事務所は「絶滅が危惧される希少種のリスクを回避するため、保全策の体制強化に取り組みたい」と意欲を示した。

 2月に開催された環境省や県などでつくるヤンバルクイナワーキンググループの中で沖縄市が受け入れる方針を示した。今後、沖縄市が那覇自然環境事務所に申請書を提出し、審査を受けた上で飼育が始まる。市担当者は「飼育、繁殖技術を確立し、一般公開なども含めて環境省や国頭村など関係機関と密に協議を進めたい」と語った。

 沖縄こどもの国理事長の桑江朝千夫沖縄市長は「環境省の指導も仰ぎながら、飼育技術の研究などを進めていきたい。ヤンバルクイナ繁殖に貢献できればうれしい」と語った。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-716549.html

ヤンバルクイナを分散飼育へ 鳥インフルエンザに備え 沖縄【NHKニュース2018年5月10日】
絶滅のおそれがあるヤンバルクイナを飼育している沖縄県内の施設で、鳥インフルエンザの感染が起きた場合などに備え、環境省は一部のヤンバルクイナを県内の別の動物園に移し、分散して飼育する方針を固めました。
国の天然記念物のヤンバルクイナは、沖縄本島北部のやんばる地域だけに生息する鳥で絶滅のおそれがあることから、沖縄県国頭村安田にある環境省の施設で飼育・繁殖が行われているほか、近くでは国頭村が所有する施設で飼育・展示が行われています。

環境省は鳥インフルエンザへの感染などが起きた場合に備えて、一部を沖縄市の動物園「沖縄こどもの国」に移し、分散して飼育する方針を固めました。環境省は動物園を運営する沖縄市などと最終調整を進め、早ければ今年度中に移す方針で、将来はこの動物園での一般公開も検討しているということです。

沖縄市の桑江朝千夫市長は「世界で沖縄にしかいないヤンバルクイナを守るため、市も協力したい。観光客の誘致につながる可能性もあり大いに歓迎だ」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180510/k10011433371000.html

http://archive.is/vBUsP
http://archive.is/PZ3ok

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