2018年05月15日

(425)「サルサル」と外出をねだる ルリコンゴウインコ【共同通信2018年5月15日】

 体のせなか側はあざやかな青。こういう青のことを「るり色」というのでルリコンゴウインコという種名になった。むねは明るい黄色。顔は白くて黒のもようがあり、ひたいのあたりは緑色だ。
 ルリコンゴウインコのコウチャン。手に乗ってつばさを広げてくれた

 川崎市夢見ケ崎(ゆめみがさき)動物公園には2羽いる。そのうちの1羽、コウチャンが担当の長谷川誠さんの手に乗った。そこにカメラを向けたら、コウチャンが大きなつばさを広げた。「コウチャン、大サービスだね」と長谷川さん。つばさのうら側は少し暗い黄色だ。
 写真をとり終えたので「ばいばい」と言っても、ケージにもどろうとしない。何かしゃべっているみたいだ。「サル、サル」と聞こえる。
 「サルのところに連れて行け、と言っているんです」と長谷川さんが通訳してくれる。キツネザルのケージに行きたいとねだっているんだ。
 「きょうはごきげんです。日によって気分がちがう。気分が乗らないときは外に出したら落ち着きがなくなっちゃいます」
 コウチャンは7年前、5歳ぐらいのときにここに来た。「人になついていませんでした。手からえさを取らせるところから始めて、次は足にさわらせてもらった。足を持つと本気でかんできた。ずいぶんかまれたけれど、がまんして少しずつならしていきました」。そうやって、こんなに仲良しになったんだ。(文・写真、佐々木央)=2016年7月取材

https://www.47news.jp/culture/education/ikimono/2352350.html

http://archive.is/BTF7L

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