2018年05月16日

追跡 雲南・西小、コウノトリとの共存学ぶ 幸せ運ぶ餌場作り挑戦 農家の指導受け田植え /島根【毎日新聞2018年5月16日】

田植えをする西小児童=島根県雲南市で、山田英之撮影
 国の特別天然記念物・コウノトリのひな4羽が2年連続で誕生した雲南市大東町で、地元の市立西小学校(同市大東町仁和寺)の児童たちが、コウノトリの餌場作りに乗り出した。学校近くの田んぼを農家から借りて稲作に挑戦し、餌になるカエルやドジョウなどの生き物を田んぼに増やすのが狙い。児童たちは「幸せ運ぶチャレンジ田んぼ」と名付けた。【山田英之】

 「コウノトリの足跡が数日前、付いていた。餌があれば、コウノトリも田んぼに来てくれる」。田んぼを管理する澤和(たくわ)秋徳さん(48)は15日、子どもたちに語りかけた。

 西小5年生は地元の農家の人たちの指導を受けて、泥だらけになりながら田んぼに入って田植えをした。今年度から西小が全学年で始めたコウノトリを教材とした授業の一環。人間にもコウノトリにも安全、安心な田んぼ作りを通して、自然の豊かさや厳しさ、コウノトリと共存する方法について考えを深める。


稲の苗の植え方の指導を受ける子どもたち=島根県雲南市、山田英之撮影
 田んぼは5アールで、米の品種はコシヒカリ。秋に収穫した米でおにぎりを作って食べる予定。「西小コウノトリ米」として、ブランド化する計画もある。「田んぼの周りは通学路なので、行き帰りに田の変化を見られる。学校の近くに巣があるこの地域ならではの学習だと思う」と澤和さん。

 田植えをした5年生の渡部弥央さん(10)は「コウノトリも他の鳥も元気に餌を食べてほしい」と願う。高島愛美さん(10)は「苗をうまく植えられた。餌になる生き物が増えると思う」と言う。藤原悠真さん(10)は「ひなが生まれてうれしい。大きく育ってもらいたい」と期待する。

 5年生担当の岡昇平教諭は「生き物のつながりを学び、地域を愛する気持ちを育てるとても良い学習だと感じている。コウノトリが来やすい環境づくりのためには、どうしたら良いかを子どもたち自身が考えてほしい」と話している。
https://mainichi.jp/articles/20180516/ddl/k32/040/319000c

コウノトリすむ地へ 餌場作りで児童田植え 大東・西小【山陰中央新報2018年5月16日】
泥だらけになって田植え作業に取り組む西小学校の児童
 国の特別天然記念物コウノトリを生かした学習に取り組む、島根県雲南市大東町仁和寺の西小学校の児童が15日、豊かな生き物がすむコウノトリの餌場にしよう、と同校近くの水田で田植えに取り組んだ。児童は泥だらけになりつつ、飛来を願って苗を1株ずつ丁寧に手植えした。
 校区内の同町大東下分では現在、コウノトリのつがいが4羽のひなを育てている。総合学習で人とコウノトリの共生などを学ぶ5年生30人が、同町仁和寺の自営業沢和秋徳さん(48)が管理する水田5アールで、コシヒカリの苗植えに汗を流した。
 「幸せ運ぶチャレンジ田んぼ」と名付けた水田で、児童は膝の上まで泥につかって歓声を上げながら作業し、カエルやオタマジャクシ、ヤゴなどの生き物も探した。地元住民から、田の脇の水が張ってある場所にドジョウなどが多く生息し、コウノトリが捕りに来ることも教わった。
 児童は今後、生き物を増やすために田の横に溝を掘って水を張り、生き物調査を行うほか、秋には稲刈りも計画する。
 5年の笹田彩加さん(11)は「大変だったけれど、ドジョウがたくさんいる田になってコウノトリに来てほしい」と笑顔。指導する岡昇平教諭(29)は「学習を通じて古里に愛着と誇りを持ってもらいたい」と話した。
http://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1526434329523/

http://archive.is/BWYto
http://archive.is/vohkS

posted by BNJ at 21:16 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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