2018年05月19日

北方4島風力発電、渡り鳥衝突死懸念…野鳥の会【読売新聞2018年5月19日】

稼働率が悪い国後島の海岸に設置されている風力発電施設。野付半島の先端部分から見ることができる(2017年11月1日、別海町から)
根室市の風力発電施設に衝突死した国の天然記念物オジロワシ(1月21日、釧路市で)

 日本野鳥の会は、日露首脳会談で合意された北方4島共同経済活動5項目に「風力発電の導入」があることを受け、野鳥など環境に配慮した対策や環境アセスメント(影響評価)の実施などを求める要望書を、外相、経済産業相、環境相、北方相に提出した。

 北方領土隣接地域の根室市など北海道内で、国の天然記念物オジロワシが風力発電施設に衝突死する「バードストライク」が増加している。

 環境省によると、オジロワシのバードストライクが確認されたのは、2016年度は3件だったが、17年度は7件だった。調査を始めた00年度からの累計は53件。今年1月には根室市内で大型の風力発電施設に衝突して環境省に収容された。

 知床など道東地方と北方4島を往来するオジロワシなど渡り鳥の事故が懸念されるとして、野鳥の会は建設予定地の十分な調査や環境アセスメントの実施、両国の研究者との情報の共有などを求めた。11日に提出した。

 外務省ロシア課日露共同経済活動推進室によると、風力発電施設の候補地は、北方領土の3島で6か所ある。経産省によると、国後島では根室海峡に面した海岸付近にある風力発電施設2基の改善や新たな施設の設置に向けて話し合っている。

 野付半島先端部分から肉眼で見ることができる国後島海岸の施設は稼働率が悪く、ロシア側からの支援要請があるといい、運用の仕方を含めて検討している。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/20180519-OYT1T50035.html

http://archive.is/Xk06A
北方領土 共同経済活動 ワシ類、被害の恐れ 風力発電で要望 野鳥の会 /北海道【毎日新聞2018年5月12日】
越冬で飛来 ワシに迫る脅威【NHK北海道のニュース2018年3月15日】
北方4島の風力発電、貴重な野鳥の衝突死に懸念【読売新聞2017年11月4日】
北方領土’17 日露の優先プロジェクトに風力発電 ワシの衝突懸念 渡りルート「共同で事前影響調査を」 /北海道【毎日新聞2017年9月28日】

posted by BNJ at 23:31 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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