2018年05月31日

今年はヒナの誕生なし? 京都・宇治の海鵜、いまだ産卵せず【産経WEST2018年5月31日】

産卵を促すために巣に置かれた擬卵が端に転がっている。つがいはなかなか関心を示さない=宇治市

 京都府宇治市の「宇治川の鵜飼(うかい)(うかい)」で活躍する海鵜(うみう)(うみう)が、今年は4〜5月の産卵期を迎えても卵を産まない状況が続いている。4年連続で繁殖に成功してきただけに、鵜匠の沢木万理子さん(44)は「何が原因かよく分からないが、今年はもう無理かも」と気をもんでいる。

 飼育する宇治市観光協会では平成26年から毎年産卵に成功。人工孵化(ふか)(ふか)で誕生した計9羽の「うみうのウッティー」が育っている。今年は人工孵化ではなく、親鳥に抱卵と養育をさせる方針で臨み、飼育小屋もウッティーと“繁殖担当”の野生の海鵜とで分けるなど、誕生に期待をかけてきた。

 5月中旬に1組のつがいが巣作り行動を見せたが産卵せず、鵜匠たちは擬卵を巣に置いたり、餌の量を減らしたりして様子を見てきたが、30日現在で産卵に至っていない。沢木さんは「雄と雌の繁殖のタイミングが例年と比べてずれていた」と話す。雌が巣に興味を示したときには雄が近寄らず、雌が巣から離れてから雄が巣作りに励んでいたという。

 繁殖のずれに加え、飼育環境の影響や、寒暖の差が大きかった春先の気候、冬場に餌をやり過ぎたことなどが考えられるという。

ただ、26年は6月2日に産卵した例もあり、沢木さんは「もう少し様子を見たい。なぜ産卵しないのか、将来のために検証したい」と話している。
https://www.sankei.com/west/news/180531/wst1805310013-n1.html
https://www.sankei.com/west/news/180531/wst1805310013-n2.html

環境工夫もウミウ産卵せず 京都・宇治川の鵜飼【京都新聞2018年5月29日】
「宇治川の鵜飼」のウミウたち。小屋の中にある手前の巣に、擬卵を入れている(宇治市宇治・府立宇治公園)
 飼育下での繁殖に4年連続で成功している「宇治川の鵜飼」のウミウが、産卵期の4〜5月を迎えても今年はまだ産卵していない。産みやすい環境づくりをさまざまに講じる鵜匠らは「6月初めまでは様子を見たい」と待ち望む。

 京都・宇治では2014年に、飼育中のウの産卵と人工ふ化、養育に国内で初めて成功して以来、毎年続き、計9羽が育っている。野生由来のウを含め、計18羽がいる。

 今シーズンは、産卵後の親鳥に抱卵や養育を任せる方法に挑むため、小屋の環境に変化を付けた。繁殖期直前の3月下旬に、親鳥になる可能性がある雄雌1組のつがいや人工飼育の若いウと、その他のウを仕切りで分けた。産卵用の巣の台を安全面から低めにした。

 ところが4月になっても巣を作るなどの繁殖に向けた動きが無い。鵜匠らは、つがいの雄の競争心をあおろうと、一緒のスペースに入れる鳥を年長のウたちに代えた。巣の台も高めにした。

 その後、つがいは営巣したが産卵せず、鵜匠らは4月中旬以降、擬卵を置いたり、餌の量を少し減らしたりと、繁殖本能を芽生えさせる工夫を重ねた。小屋の扉に「子宝祈願」の神社のお守りも付けている。

 28日現在、産卵はなく、その原因が環境の変化なのか、今春の気候の不安定さなのかなど分からないという。

 14年は6月2日に産まれたこともあり、鵜匠の澤木万理子さんは「6月の初めになっても産まれなければあきらめないと。産卵がなければ、なぜなのか、今後のために検証したい」と話す。
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20180529000050

http://archive.is/389rp
http://archive.is/Vu8hv
http://archive.is/eetDS
京都)放ち鵜飼い資金をクラウドファンディングで 宇治【朝日新聞デジタル2018年5月27日】

posted by BNJ at 11:24 | Comment(0) | 鳥獣狩猟ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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