2018年06月01日

希少野生生物・チョウゲンボウ、ヒナすくすく 巣立ちの時間【毎日新聞2018年5月29日】

ハヤブサ科の野鳥・チョウゲンボウの幼鳥3羽。農家の小屋にある窓枠で親鳥に育てられ、巣立ちの時期を迎えた=26日、田舎館村内

 新緑の季節を迎えた青森県内では、野鳥の動きが活発化。貴重な鳥の一種「チョウゲンボウ」が田舎館村内にある農家の小屋の高窓で営巣しており、すくすく育った幼鳥たちが巣立ちの時期を迎えている。

 チョウゲンボウはハヤブサ科の野鳥で、体長は成鳥で30センチ台とハヤブサより小さい。県レッドデータブックでは、生息・生育を存続する基盤が弱い「希少野生生物」に位置付けられている。

 今回取材した営巣場所は、田んぼなどに囲まれた集落の一角。小屋の高さ8メートルほどの所にある高窓の、ガラスと内側に張られた網との間を巣にしている。

 小屋の持ち主の農業男性(56)によると、8年ほど前から毎春、営巣しているという。

 26日は、3羽の幼鳥を確認できた。このうち1羽が飛ぶ練習を始め、隣家のテレビアンテナに何とか移った。そこへ親鳥がネズミとみられる小動物をくわえて戻り、餌を与えようと同じアンテナに止まった。親鳥はその後、巣へ戻り、残る2羽の幼鳥に餌を与えて去っていった。

 男性は「元気に大きくなれ、という思いで、そっと見守っている。また来年も来いよ」と話していた。

 日本野鳥の会弘前支部長の小山信行さん(78)=弘前市=によると、チョウゲンボウは元々は切り立った崖のくぼみなどに営巣するが、近年はビルや大きな倉庫、カントリーエレベーター、橋脚などの建造物のわずかな隙間を巣にする例が県内外で見られるという。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2018/20180529036211.asp
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180529-29131336-webtoo-l02

http://archive.is/bPyJm
http://archive.is/xJrXV

posted by BNJ at 22:06 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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