2018年06月05日

パスティーシュ作品展 名画、ペンギンで表現 松島さん、6日から中央区 /大阪【毎日新聞2018年6月4日】

 耳に包帯を巻いたゴッホ、真珠の耳飾りの少女……。古今東西の名画の主役は全てペンギン。そんなパスティーシュ(パロディー)作品を生み出すイラストレーター、松島佳世さん(56)=寝屋川市=の展覧会が6日から、大阪市中央区大手通1の「GALERIE CENTENNIAL」で開かれる。思わずフフッと笑いが漏れる作品約50点が並ぶ。15日まで。【亀田早苗】

 松島さんは子育てをしながら、地元自治体のポスター展で優勝したのをきっかけにイラストレーターに。子どもが幼い時、水族館などでペンギンを見て「ぺたぺたした歩き方が子どもに似ている」と、描くようになった。

 「ペンギンは形が変幻自在で描きやすい」。ゴッホの作品では有名なモチーフ「糸杉」がペンギンだったり、発想も自由自在だ。英国のイラストレーターで小説家のビアズリーが描いた「サロメ」の挿絵は、元は首が描かれている。「ペンギン版」は「マグロのカマを見て描こうと思った」という。物がヒントになったり、「この画家の作品を描きたい」と思ったりしながら、構想を広げる。

 ミレーの「晩鐘」では夕暮れの暗い色調の中で祈るペンギン、ユトリロの描く静寂な町のペンギン、葛飾北斎の大波を漂うペンギン……。どれも「元ネタ」のタッチやディテール、味わいを残しているのに驚く。大学では、子どもの頃から好きな絵と歴史を両方できる美術史を専攻した。それだけに「知っている人が見て『ここは抑えなければ』というポイントはきちんと描きたい」と、丁寧に模写する。後は「作品に対する『愛』やろか」。

 昨年には画集「ペンギン美術館」(青心社)を発行した。個展も東京や関西各地で約10回開いた。「気軽に楽しんでもらいたい」。無料。正午〜午後7時(土曜と最終日は午後5時まで)。6月10日は休廊。
https://mainichi.jp/articles/20180604/ddl/k27/040/194000c

http://archive.is/sfkoa

posted by BNJ at 11:09 | Comment(0) | 鳥類一般ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: