2018年06月11日

道ばたの野鳥のヒナを拾ってはいけないワケ【日テレNEWS24 2018年6月11日】(誤認救護)

「野鳥のヒナは拾わないでください。親鳥と離れてかわいそうと思っても、見守ってください」――この時期になるとネット上などで、こうした呼びかけが増えます。なぜ拾ってはいけないのか、そのワケを聞きました。

スズメのヒナは親鳥と比べると、くちばしが黄色く、尾が短いのが特徴です。鳥の種類によっても異なりますが、ヒナが親鳥から巣立つまでは2〜3週間。この期間に、飛び方や餌の捕り方など、自然界で生きていく全てのことを学ばなくてはいけません。

落ちているヒナの多くは、飛ぶ練習中やえさを探している最中です。1羽だけに見えても、近くに親鳥がいます。この時にヒナを拾ってしまうと、親鳥と引き離すことになり、ヒナは自然界で生きる術を教わることができなくなってしまいます。

拾った野鳥を自然界に返したとしても、生きる術を知らない鳥は長くは生きられないといいます。

一方で、巣立ち前のヒナが巣から落ちていることもあります。巣から落ちてしまうヒナの中には、兄弟鳥から追い出され、何度も落ちてしまうことがあります。

強い鳥が生き残るのは自然界のサイクルです。ヒナがカラスや猫に襲われてしまうこともあります。これも自然界のサイクル。日本鳥類保護連盟・普及啓発室の岡安室長はこう話します。

「他に食べられてしまいますけども、食べられた先のヒナたちが大きくなって、次の世代に命を残せるということですので、自然界に無駄な命は無いということを知っていただければ」

春先から初夏にかけて野鳥の子育てシーズンですが、ポスターなどで20年以上、呼びかけても、いまだに正しい理解は広まっていません。野鳥を飼育することは法律でも禁止されています。ヒナは拾わずに見守ってください。

【the SOCIAL natureより】
http://www.news24.jp/articles/2018/06/11/07395554.html

http://archive.is/M2XT4

質問なるほドリ スズメの飼育、ダメなの? 鳥獣保護法で禁止 学術研究などは例外=回答・矢澤秀範【毎日新聞2018年4月2日】
モト冬樹、スズメ飼育で都から違法通知届く 弱ったヒナを保護も「諦めるしか…」【デイリースポーツ2018年3月13日】
「日本野鳥の会」が野鳥のヒナとの関わり方がわかる小冊子を配布中【オリコンニュース2017年8月25日】
見守って!野鳥の子育て 日本野鳥の会、ヒナとの関わり方がわかる小冊子を配布【SankeiBiz2017年6月20日】
野鳥、巣立ちの時期 専門家「ひな拾わないで」 親鳥に任せ、見守り【茨城新聞クロスアイ2017年5月9日】(誤認救護/既報関連ソースまとめあり)
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「ヒナは拾わないでね」と野鳥の会が呼びかけ / 毎年恒例 “ヒナが巣立つ季節” がやってまいりました【Pouch2017年4月25日】
旅立ちの時 フクロウを放鳥 しろとり動物園【四国新聞2017年1月14日】
御前崎の公園にフクロウ幼鳥 縁起のいい兆し?【静岡新聞アットエス2017年1月12日】

posted by BNJ at 21:45 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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