2018年06月16日

【放送芸能】さえずり届けて5年 文化放送「朝の小鳥」 20日特番【東京新聞2018年6月16日】

 毎週日曜の朝に野鳥の声を紹介してきた文化放送の最長寿番組「朝の小鳥」が放送六十五周年を迎えたのを記念し、同局は二十日午後八時半から一時間の特別番組「朝の小鳥 65年のコーラス」を放送する。録音と監修を担当する公益財団法人「日本野鳥の会」理事の松田道生さん(68)は「野鳥は日本の文化。これからも鳥の魅力を知ってもらえる音づくりをしたい」と意気込む。 (砂上麻子)

◆1000種類以上の声を録音
 番組は通常、日曜午前五時二十分から五分間の放送。開局翌年の一九五三年五月に始まり、これまで国内外に生息する千種類以上の鳥の声を紹介してきた。

 番組の礎を築いたのは、日本の野鳥録音の先駆者として知られる蒲谷鶴彦(かばやつるひこ)さん(二〇〇七年、八十歳で死去)。放送開始から五十三年間、収録と構成を担当し、新潟・佐渡のトキや沖縄のヤンバルクイナなど貴重な音源を収録した。

 松田さんは蒲谷さんから後任に指名され〇六年七月から番組を担当。小型の録音機を持って都市部の公園や山間地を回り、鳥の声を録音している。

 鳥は早朝に鳴き始めるため、午前二時ごろから待機する。そこで聞いた鳴き声のままリスナーに届けるため、できるだけ鳥の近くで録音することを心掛ける。録音機のタイマー機能を利用して、森の中にレコーダーを一週間、置きっぱなしにすることもある。「番組を聴いて散歩に出たら、番組で紹介した鳥の声に気づいてもらえるのが理想。鳥を身近に感じてほしい」と話す。

 長く鳥の観察を続けている松田さんは、自然環境の変化を感じるという。「中国から入って来たガビチョウ(画眉鳥)など外来種が増え、シカが増えて野鳥が隠れられるヤブが減っている」と懸念する。

◆「音源は貴重な資料に」
 特番では松田さんと、ナレーターを務める文化放送の石川真紀アナウンサーが浜離宮恩賜庭園(東京都中央区)でバードウオッチングする様子を放送。蒲谷さんの功績も紹介する。

 松田さんは「鳥の写真を撮る人は増えても、野鳥の声を録音する人は少ない。ウグイスなど地域によって鳴き声は違うので『朝の小鳥』の音源は後世に伝える貴重な資料になるはず」と意義を強調する。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2018061602000168.html

(ラジオアングル)小鳥の声を届けて65年 仲宇佐ゆり【朝日新聞デジタル2018年6月13日】
「朝の小鳥」特番に出演する(左から)、松田道生さん、鈴木寛子さん、石川真紀アナウンサー

 日曜の朝に鳥のさえずりを聴かせてくれる「朝の小鳥」(文化放送、午前5時20分)が65周年を迎えた。文化放送の最長寿番組だ。20日夜8時30分に特別番組「朝の小鳥 65年のコーラス」が放送される。

 2006年から鳥の声の録音と監修を担当しているのは、日本野鳥の会理事の松田道生さん。録音機は手のひらに載るサイズまで小さくなったが、近年は車に加えて航空機の音が入ることが増えたという。

 「鳥の声を追っていると時代や環境の変化がわかります。ガビチョウなどの外来種が増えているので、日本の鳥だけのコーラスは将来貴重になるかもしれません」 普段の放送では、鳥の声とともに生態も紹介している。

 「夜明けに鳥が朗々と鳴いていると、生きものの息吹が感じられて、胸に迫るものがあります。それを番組でどう表現するか。自然の中で録音するのも楽しいけれど、鳥と向き合う編集作業も至福のときです」 特番では、松田さん、ナレーション担当の石川真紀アナウンサー、過去にナレーションを担当した鈴木寛子さんの3人が録音の苦労などを語り合い、松田さんの前任者である、故・蒲谷鶴彦さんの功績も振り返る。いつもは5分間の番組だが、特番は1時間。裏話がたっぷり聴けそうだ。 (ライター・仲宇佐ゆり)
https://www.asahi.com/articles/DA3S13537543.html

http://archive.is/AoDzr
http://archive.is/wRnby

文化放送の最長寿番組『朝の小鳥』65周年特番 水曜の夜に野鳥のさえずり【オリコンニュース2018年5月28日】

タグ:ガビチョウ
posted by BNJ at 21:44 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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