2018年06月26日

「米軍」の影響考える講演会 沖縄の自然、保護訴え 「奇跡の森」近くにヘリパッド 北区 /大阪【毎日新聞2018年6月25日】

「奇跡の森」といわれるやんばるの自然に米軍ヘリパッドがどう影響しているか話すアキノ隊員(右)=大阪市北区天神橋6の市立住まい情報センターで、亀田早苗撮影
 沖縄北部で希少動物などが暮らす「やんばるの森」。近くに建設された米軍ヘリパッドの影響を考える講演会「アキノ隊員に聞く やんばる高江の生きものたち」(市民団体「ジュゴン保護キャンペーンセンター」主催)が、大阪市北区天神橋6の市立住まい情報センターであった。やんばるの森すれすれに低空飛行する米軍機の映像に、驚きの声が上がった。【亀田早苗】

 やんばるは沖縄県国頭村、大宜味村、東村を中心とした自然豊な地域。しかし、米軍北部訓練場(国頭村、東村)の約半分の返還条件として東村高江地区周辺に6カ所のヘリパッドが2016年、建設された。

 沖縄出身のアキノ隊員こと宮城秋乃さんは、県内に生息するチョウを研究。11年からヘリパッド建設や工事による周辺の生物への影響を調べている。

 アキノ隊員は、やんばるの森の生きものを映像で紹介。ノグチゲラやヤンバルクイナ、カエルや昆虫など固有種や絶滅危惧種が多い。

 特別天然記念物で「ごく近い将来、野生での絶滅の危険性が極めて高い」とされるノグチゲラの子育ての映像も。米軍の訓練でオスプレイが巣のすぐ近くを約1時間旋回した時、ひなは2時間も巣にこもった。アキノ隊員は「こんな行動を見たのは初めてで、騒音や低周波が原因である可能性が高い」とした。

 また、ヘリパッド建設で木が伐採され、地表が直射を受けて乾燥や気温の変化、清流の汚染を生み、生きものが住みにくくなっていると指摘。生息地を破壊された生物として、沖縄島固有種で準絶滅危惧種のチョウ「リュウキュウウラナミジャノメ」や、やんばるなどの固有種で絶滅危惧種の「ホルストガエル」を挙げた。

 昨年の事故で米軍ヘリが炎上する映像もあり、アキノ隊員は「長い時間をかけて作られてきた森は、壊したらもう作れない」と、生きものたちが安心して住める環境の保護を訴えた。
https://mainichi.jp/articles/20180625/ddl/k27/040/199000c

http://archive.is/gcxTi

posted by BNJ at 23:02 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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