2018年07月02日

東山動植物園 鳥インフルに勝った奇跡の水鳥2羽再公開へ【毎日新聞2018年7月2日】

東山動植物園で5日から再公開されるマガモ=同園提供

東山動植物園で5日から再公開されるコクチョウ=同園提供
感染するも発症せず殺処分免れる コクチョウとマガモ
 東山動植物園(名古屋市千種区)は2日、2016年に高病原性鳥インフルエンザに感染したものの発症しないで健康状態に問題がなく、殺処分を免れた鳥2羽を「奇跡の水鳥」として再公開すると発表した。雌のコクチョウ(34歳)と雄のマガモ(7歳)で、5日午前10時半から園内の「古代池」に放つ。

 環境省は、飼育下にある鳥が鳥インフルエンザに感染した場合は原則殺処分とする指針を定めており、園は「健康を取り戻して復帰する鳥は国内では例がない」としている。

 同園では16年12月、4種13羽の鳥が鳥インフルエンザに感染し、殺処分した2羽を含め計10羽が死んだ。園は、発熱などの症状が出なかった残り3羽を園内の動物病院で隔離飼育しながら治療し、1羽は老衰で死んだが、完治した2羽は再公開することにした。

 園は鳥インフルエンザの感染源とされる野鳥の飛来を防ぐため、古代池やペンギン舎などに防鳥ネットを張った。17年12月には、感染しても別の施設に隔離できれば殺処分せず、治療するマニュアルを決めている。

 河村たかし市長は2日の定例記者会見で「災難を生き延びた奇跡の水鳥で、見れば希望も出ますよ」と述べた。【三上剛輝】
https://mainichi.jp/articles/20180703/k00/00m/040/017000c

インフル回復 水鳥公開…東山動植物園5日から【読売新聞2018年7月3日】
コクチョウ、マガモ

高病原性鳥インフルエンザに感染し生き延びたコクチョウ(上)とマガモ(下)(東山動植物園提供)

 名古屋市千種区の東山動植物園は2日、2016年に高病原性鳥インフルエンザに感染して生き延びたコクチョウとマガモの各1羽を5日から園内で再び公開すると発表した。健康を取り戻し、他の鳥への感染の不安もないと判断したという。河村たかし市長は2日の定例記者会見で、「まさに不死鳥、フェニックスだ」と観覧を呼びかけた。

 同園では16年冬に13羽の感染が判明し、動物園外への感染拡大を防ぐため約1か月間閉園した。感染した鳥類は殺処分も含め11羽が死んだ。生き延びた2羽は隔離施設で飼育を続け、昨年秋以降は、ウイルスに対する抗体の値が検出限界以下まで下がっていた。感染経路は、ウイルスを持った渡り鳥の飛来とみられるため、同園は鳥類を展示する池にネットを張った。園内に「奇跡の水鳥」などとする看板を設置してPRするという。

 また、同園は人気のニシローランドゴリラ「シャバーニ」らが暮らす新施設「アフリカの森エリア」について、9月6日から一般公開すると発表した。シャバーニたちは新施設に慣れるための訓練を受けており、非公開となっているが、同園は様子をホームページなどに随時アップするという。
https://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20180703-OYTNT50021.html

http://archive.is/isa2U
http://archive.is/peM5s

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