2018年07月22日

中ア・駒ケ岳でニホンライチョウ半世紀ぶり確認【信濃毎日新聞2018年7月22日】

 国特別天然記念物ニホンライチョウが絶滅したとされる中央アルプスの駒ケ岳(2956メートル)で、半世紀ぶりに雌1羽が確認されたことが21日分かった。登山者が20日に写真を撮影し、環境省信越自然環境事務所(長野市)がニホンライチョウと確認。同事務所は他の生息域から飛来した可能性があるとし、近く長野県関係者や専門家と調査する。

 公益財団法人岐阜県建設研究センター(岐阜県大垣市)常務理事の鈴木金治さん(59)=岐阜市=が木曽郡上松町から駒ケ岳に登り、同じ登山道を下山中の20日午後0時半すぎ、「頂上木曽小屋」手前の登山道脇のハイマツが広がる場所で羽が褐色の成鳥1羽を目撃。「最初は信じられなかったが、ライチョウに間違いない」と撮影したという。

 小屋を経営する畑政市さん(79)=上松町=は、鈴木さんから撮影直後に小屋で画像を見せてもらい、「夢のよう。子どもの頃に見た記憶がよみがえった」と話す。

 同事務所の福田真・希少生物係長によると、ライチョウは現在の生息域の御嶽山や乗鞍岳、南北アルプス、火打山のほか、中アでも50年ほど前までは生息が確認されていた。今後、羽根やふんからDNAを解析して「どの生息域から飛来したか調べたい」とし、登山者には「目撃しても離れた場所から見守ってほしい」と呼び掛けている。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20180722/KT180721ATI090022000.php

中ア駒ケ岳にライチョウ 半世紀ぶりに確認【長野日報2018年7月24日】
国特別天然記念物のニホンライチョウが、中央アルプス駒ケ岳(2956メートル)で、およそ半世紀ぶりに確認された。登山者が20日に頂上直下のハイマツ帯で目撃。環境省信越自然環境事務所(長野市)が写真でニホンライチョウと確認した。今後、県などと連携して現地調査を行う方針。同事務所は、ほかの生息域から移動してきた可能性があると指摘し、「中央アルプスでは一度絶滅したが、生息できる環境が残っていることが示された」としている。

目撃したのは岐阜県岐阜市の鈴木金治さん(59)。木曽側から入山し駒ケ岳登頂後の下山中、登山道の近くに雌の成鳥1羽がいるのを目撃した。30秒ほど辺りを歩き回った後、ハイマツの中に入っていったという。

同事務所によると、中アでライチョウが最後に目撃されたのは50年ほど前だといい、絶滅したとされている。同事務所の福田真・希少生物係長は「生息できるということは、定着や繁殖という形で次代に続いていく環境があると考えることもでき、とても良いニュースだ」と話す。

ライチョウの現在の生息域は北ア、南ア、乗鞍岳、御嶽山、火打山という。近年では2009年、石川県の白山で70年ぶりに1羽が目撃された事例があり、DNA解析などで北アや乗鞍岳などから飛来したことが推定されている。福田係長は「白山の事例では生息域から70キロほどを移動していた。今回も冬季に飛来してきたことが考えられ、羽根やふんを採取して分析したい」としている。
http://www.nagano-np.co.jp/articles/36270

中アで”絶滅”ライチョウ確認【NHKニュース2018年7月28日】
中央アルプスでは半世紀以上前に絶滅したとされるニホンライチョウが木曽駒ヶ岳で確認され、環境省は、ほかの山域から飛来したとみて専門家とともに現地調査を行い、生息域拡大の可能性を探ることにしています。

国の特別天然記念物のニホンライチョウは、北アルプスや南アルプスなどの高山帯に生息していますが、中央アルプスでは、環境の変化などで昭和40年ごろに絶滅したとされています。
環境省信越自然環境事務所によりますと、今月20日、中央アルプスの木曽駒ヶ岳に登山に訪れた、岐阜県に住む鈴木金治さんが山頂付近で鳥の写真を撮影し、メスのニホンライチョウと確認されました。
信越自然環境事務所は、ほかの山域から飛来したもので、現時点では繁殖の可能性は低いとみていますが、ほかの未確認の目撃情報などから、飛来が相次いでいる可能性もあるとしています。
このため、来月にかけて専門家とともに現地調査を行い、ライチョウのふんや羽などを探して飛来の実態を調べるとともに、そのDNAから飛来した山域を調べるなどして、生息域拡大の可能性を探ることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20180728/1010004562.html

http://archive.is/6stE4
http://archive.is/nYGxj
http://archive.is/HsHrg

タグ:ライチョウ
posted by BNJ at 11:42 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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