2018年07月23日

(434)マーラと仲良くくらす ジュズカケバト【共同通信2018年7月22日】

 群馬県桐生市の桐生が岡動物園を歩いていると、ホッホルーという声が休みなく聞こえてきた。声の方に歩いて行くと、大きなケージに白い鳥がたくさんいる。その鳥たちの声だった。
 
マーラのえさをつまみ食いしにやってきたジュズカケバト
マーラのえさをつまみ食いしにやってきたジュズカケバト
 よく見ると、おなかは白いけれど、つばさや背中は明るくあわいグレーだ。首の後ろに黒い輪のようなもようがあった。説明板にはジュズカケバトと書いてある。
 「首のもようが数珠をかけているように見えるから、この名前になりました。もともと中央アフリカの鳥で、ここにはいま18羽います」と担当の砂場夏希(すなばなつき)さん。
 「目立たない鳥だけれど、かくれたファンがいます。『声がいい』とか『こがらでかわいい』とよく言われます」。たしかに体つきも目元もかわいらしい。
 いっしょのケージに、南米にすむネズミの仲間、マーラも3頭いる。「マーラとハトはけんかしないの?」とか「ハトがかじられたりしないか?」と聞かれるそうだ。
 「マーラは草食でおとなしいので、ハトをおそおうなんて肉食な考えはないです。ご飯を食べる時間も場所もいっしょなので、マーラの野菜やリンゴをジュズカケバトがつまみ食いをしたり、ハトのトウモロコシのつぶをマーラが食べたり。けんかせず仲良くくらしています」。ハトだけじゃなくマーラも、平和の象徴なんだと思った。(文・写真、佐々木央)=2016年9月配信
https://www.47news.jp/culture/education/ikimono/2584727.html

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