2018年07月26日

「公民館育ち」チョウゲンボウ巣立つ 京都・亀岡【京都新聞2018年7月26日】

配水管に巣を作り、餌を仲良く食べるチョウゲンボウ(京都府亀岡市篠町・柏原公民館)
 京都府の絶滅危惧種に指定されている鳥類「チョウゲンボウ」が亀岡市篠町の柏原公民館に巣を作り、6月上旬に巣立った。丹波2市1町で営巣が確認されたのは初めてといい、見守ってきた地域住民は「来年も子育ての場として来てほしい」と期待している。

 チョウゲンボウはハヤブサ科に属し、親鳥は全長35センチ前後。3〜6月の繁殖期に巣をつくり、断崖の絶壁などで子育てをする。

 地域住民が5月上旬、同公民館の3階外壁の樋(とい)に巣作りしている鳥を発見した。調査を依頼された日本鳥類保護連盟京都の八木昭副会長(74)=同市大井町=が現地で確認したところ、チョウゲンボウの雌雄と幼鳥3羽の計5羽がいることが分かった。

 その後、幼鳥たちは親鳥から餌となる昆虫やスズメを与えられ、奪い合う様子もなく仲良く食べる姿が見られていた。6月上旬には細長い翼を羽ばたかせながら次々と空を舞ったという。

 近年、チョウゲンボウは開発に伴い、都市部のビルや橋下でも巣作りする事例が報告されている。八木副会長は「巣を作った場所は人目に付きにくく、近くに田畑もあり餌も豊富にある。来年も公民館で営巣する可能性が高い」と指摘する。

 巣立ちを見守った元柏原区長の中尾祐蔵さん(74)は「貴重な野鳥が来年も来てくれるように地域で静かに見守りたい」と話す。
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20180725000068

http://archive.is/QhvcE

posted by BNJ at 10:17 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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