2018年08月07日

中央アでライチョウの生息確認【NHKニュース2018年8月7日】

国の特別天然記念物のニホンライチョウが絶滅したとされている中央アルプスで、専門家などが現地調査を行ったところ、ライチョウの卵やふんなどが新たに見つかり、専門家は「中央アルプスにライチョウが住み着いていることは確実だ」としています。

国の特別天然記念物で絶滅が危惧されているニホンライチョウは、北アルプスや南アルプスなどに生息していますが、中央アルプスでは昭和40年ごろに絶滅したとされています。
7日の調査は、中央アルプスの木曽駒ヶ岳で先月、メス1羽が写真に撮られたことなどを受けて行われ、専門家や環境省の職員など4人が木曽駒ヶ岳の山頂付近を調べました。
その結果、ライチョウの姿そのものは確認できませんでしたが、1年ほど前に産まれた無精卵とみられる卵4個や、最近のものとみられるふんなどが見つかりました。
調査にあたった信州大学の中村浩志名誉教授は「中央アルプスにメスのライチョウが住み着いていることは確実で、生きていくための環境が十分整っていることも確認できた。今後も調査を続けたい」と話しています。
環境省などは、ニホンライチョウの生息範囲が中央アルプスにも広がれば、絶滅を防ぐことにつながると期待していて、卵やふんを持ち帰ってDNAなどを調べ、どこから飛来したかなどを詳しく分析することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20180807/1010004812.html

中ア駒ケ岳 ライチョウ雌1羽定着か 環境省など調査【信濃毎日新聞2018年8月8日】
駒ケ岳の山頂近くで見つかったライチョウの卵を観察する中村名誉教授=7日
 国特別天然記念物ニホンライチョウが絶滅したとされる中央アルプス駒ケ岳(2956メートル)で、7月に雌1羽が半世紀ぶりに確認されたのを受け、環境省などが7日、現地を調査した。ライチョウ自体は確認できなかったものの、昨年産んだとみられる卵が山頂付近で見つかり、少なくとも雌1羽が定着している可能性が高いことが分かった。

 調査には同省や県の職員3人のほかライチョウの保護策を検討する同省検討会委員の中村浩志・信州大名誉教授(鳥類生態学)が参加。7月下旬に岐阜市の男性登山者がライチョウを撮影した場所や、山頂周囲のハイマツ帯を中心に調べた。

 その結果、ハイマツの茂みで、巣跡と昨年産んだとみられる卵2個を確認。山頂の北斜面では、1週間以内のものとみられるふんや雌の羽、砂浴びの跡も見つかった。卵は未受精卵とみられる。

 ライチョウは定着した場所で毎春に産卵する習性があるといい、中村名誉教授は「雌1羽は少なくとも1年以上前から山頂付近に定着している」との見方を示した。

 同省や県は、今回見つけた羽などからDNAを分析し、雌がどこの山域から来たか調べる。卵があった周囲は、餌となる高山植物や身を隠すハイマツの生育状況が良好で、中村名誉教授は「雌の元の生息地から雄を連れて来て、中アを生息地として復活することも考えられる」とした。
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20180808/KT180807FTI090020000.php

http://archive.is/jRKlf
中ア・駒ケ岳でニホンライチョウ半世紀ぶり確認【信濃毎日新聞2018年7月22日】

posted by BNJ at 21:23 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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