2018年08月08日

猛暑、動物にも影響 ウシとニワトリ“心境語る”【神戸新聞NEXT2018年8月8日】

大型扇風機の下でくつろぐウシ=日向牧場

平飼いのニワトリ。元気そうだが、卵が小さくなった=三田市母子
 毎日、暑い兵庫県三田市内。7月は最高気温が35度を超える「猛暑日」が、15日以降で11日あり、最も暑い日は7月の観測史上最高の37・2度を記録した。8月に入っても暑い日が続き、人間だけでなく動物も参っている。8日は少し気温が下がったものの、この夏、牧場ではウシの搾乳量が落ち込み、鶏舎のニワトリは卵が小さくなったという。「モー、暑すぎてご飯が食べられない」「羽が邪魔だわ、コケコッコー」。ウシとニワトリに聞いてみると…。(山脇未菜美)

 僕はウシ。西野上の日向牧場で暮らしているよ。経営者の日向渡さん(40)が大型換気扇を回して、ミストで水をまいてくれるんだけど、しんどくて地面に寝そべっちゃうんだ。約130頭いる友達もぐったり。口を開けて肩で息をしてるって? 苦しい証拠なんだよ。一番の楽しみは、日向さんが搾乳のときに水浴びをさせてくれること。モー、最高なんだぜ。

 僕たちはホルスタインという種類で、もともと暑さに弱いんだ。暑くてご飯を食べる量も減って、ミルクの出が悪くなってきた。みんなで1日2トンは搾乳できたのに、200キロも落ちたって。でも大変なのは、赤ちゃんを産む雌だよ。8月中に10頭以上を産む予定だから、体を壊さなきゃいいんだけど。

 戸出善弘さん(64)の鶏舎にいるニワトリよ。母子の標高約450メートルの山の上で暮らしてるから、比較的涼しい場所にいるわ。でも今年は暑い。あまりにも暑いときは、羽を浮かせて歩くのよ。

 「質のいい卵をたくさん産めるように」って、戸出さんが手作りで食事を用意してくれてるの。トウモロコシやニンジン、おから、米ぬか…。10種類ほどをブレンドしているそうよ。今は夏バテでたくさん食べられないから、魚粉や大豆類を増やしてタンパク質を多くしてくれているの。少しの食事で大きな卵が産めるんだって。

 それでも今年は食べる量が減って、「卵も小さくなった」って戸出さんが嘆いてるわ。収入も落ちちゃうって。早く涼しくなってもらわないと。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sanda/201808/0011525154.shtml

http://archive.is/PrrxM

タグ:ニワトリ
posted by BNJ at 21:56 | Comment(0) | 養鶏畜産ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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