2018年08月18日

【栃木】小山市が特別住民票 コウノトリ「ひかる」【東京新聞2018年8月18日】(既報多数)

人工巣塔にたたずむ「ひかる」=小山市で(同市提供)

 小山市は十七日、ラムサール条約に登録された渡良瀬遊水地に滞在するコウノトリの「ひかる」に特別住民票を発行した。ひかるは繁殖・試験放鳥に取り組む千葉県野田市で、二〇一六年六月に放鳥された二歳の雄。遊水地周辺に半年ほど滞在し、高い木の上を模した人工巣塔で巣作りも確認されている。

 ひかるは昨年八月、渡良瀬遊水地の第二調節池に始めて飛来して十六日間滞在した。今年二月十七日に再飛来。二十四日から高さ一二・五メートルの人工巣塔に枯れ草や枝を運び巣作りも始めた。遊水地周辺を拠点にして六カ月となる十七日付で特別住民票を発行した。

 小山市渡良瀬遊水地ラムサール推進課によると、ひかるは遊水地内の浅瀬や周辺の水田で、小魚やカエルなどを捕食している。朝夕に人工巣塔にいることが多い。これまでに計三回、数日ほど姿が見られないことがあったが、野田市の衛星利用測位システム(GPS)によると同市付近に“里帰り”していたらしい。

発行された「ひかる」の特別住民票

 コウノトリは神経質な鳥とされるが、ひかるはあまり人を恐れないという。小山市の担当者は「写真を撮っている人に近づいて来ることもある。人懐っこいところが、地域住民や観察を続ける人たちの人気を集めている」と話す。

 それでも、長く住み続けてもらうため、観察者には堤防の上からなど百五十メートル以上離れることや、大きな音を出さないことなどを呼び掛けている。

 特別住民票は市役所や地元の生井出張所などに掲示する。大久保寿夫市長は「コウノトリの定着は環境が良いシンボル。カップルとなる雌が見つかるといいが」と期待していた。

 同市の道の駅思川小山評定館で十九日まで、遊水地で過ごすひかるの写真約三十点を展示する写真展も開かれている。 (小川直人)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201808/CK2018081802000171.html

小山市、コウノトリに住民票【産経ニュース2018年8月18日】
 小山市は17日、渡良瀬遊水地第2調節池(同市下生井)を拠点にしているコウノトリ「ひかる」(雄2歳)の特別住民票を発行した。市役所本庁舎1階や同市生井出張所で掲示し、19日までコウノトリの写真展を開催している道の駅思川(同市下国府塚)でも展示を始めた。

 同市によると、ひかるは千葉県野田市が放鳥し、昨年、遊水地第2調節池に初めて飛来。今年2月17日に再び飛来し、その後、同市が設置した人工巣塔に枯れ草を運ぶ営巣行動も確認された。時折、野田市に帰ることなどもあるが、基本的に遊水地周辺で過ごしている。

 ひかるが第2調節池を拠点にして6カ月となり、大久保寿夫市長は「コウノトリは環境のシンボル。雌とカップルとなって野生のひなが生まれるとすごいことだ」と期待している。
https://www.sankei.com/region/news/180818/rgn1808180028-n1.html

コウノトリ「ひかる」に特別住民票 小山市【下野新聞SOON2018年8月11日】
「ひかる」に発行される特別住民票(案)

6月下旬、渡良瀬遊水地近くの水田を飛ぶ「ひかる」(小山市提供)


「ひかる」に発行される特別住民票(案)

6月下旬、渡良瀬遊水地近くの水田を飛ぶ「ひかる」(小山市提供)
 【小山】コウノトリ「ひかる」が下生井の渡良瀬遊水地第2調節池に滞在して半年を迎える17日、市が特別住民票を発行する。大久保寿夫(おおくぼとしお)市長が10日の定例記者会見で発表し、「ひかる君が安心して住み続けられる環境づくりを目指していく」と述べた。

 「ひかる」は、コウノトリの飼育に取り組む千葉県野田市で2016年3月に生まれた雄。同年6月4日に放鳥された。

 小山市によると、第2調節池に17年8月8日、初めて飛来した。翌18年2月17日に再び飛来し、市が設置した人工巣塔で巣作りするなどして滞在を始めた。その後、野田市へ3回ほど“一時帰郷”したものの、第2調節池を拠点に活動している。

 周辺の水田では、遠くから見守っていた幼稚園児のグループに近づいて水田の間の道を横切ったり、農作業中の人がいる水田で餌を取ったりする様子も目撃され、地域住民に親しまれている。

 特別住民票はA3判で額に入れ、17日に市役所1階や生井出張所に掲示する予定。市は10年4月、羽川の大沼に飛来したオシドリとマガモにも発行している。
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/60436

栃木)渡良瀬遊水地に滞在半年 コウノトリに「住民票」【朝日新聞デジタル2018年8月9日】
幼稚園児の前を横切る「ひかる」。観察は驚かさないことが大事だ=小山市の渡良瀬遊水地そば、横田耕司さん撮影

 栃木県小山市は、今年2月に渡良瀬遊水地に飛来した特別天然記念物のコウノトリ「ひかる」が、今月で滞在期間が半年となることから、17日付で「特別住民票」を発行する。定住や繁殖につながるよう期待している。

 ひかるは、一昨年3月に千葉県野田市の飼育施設で生まれ、6月に放鳥された2歳の雄。識別の足輪を着け、全地球測位システム(GPS)発信器を装着している。

 昨年8月から何度か遊水地を訪れた後、今年2月17日に遊水地内の第2調節池(小山市)に飛来。翌週、高さ約12メートルのコウノトリ用の人工巣塔(すとう)が完成すると、「好奇心たっぷり」(地元の観察者)に枯れ草を運んで巣作りを始め、連続40日滞在した。その後も、静岡県や愛知県などに移動しては帰還。人なつっこく、見守る市民に近寄り、写真にも納まってきた。今は、野田市と往復する。

 特別住民票はA3判で名前や性別、生年月日などを記載し、写真付き。飛来した2月17日が住民となった日とされ、住所は「渡良瀬遊水地第2調節池内人工巣塔」。ひかるの写真パネルを公務には欠かさず持参する大久保寿夫市長が署名。額に入れ、遊水地に臨む市生井出張所などに掲示する。

 野田市みどりと水のまちづくり課の佐久間進課長によると、現在、放鳥した8羽が関東・東北地方を中心に移動。人口が密集する関東地方では「長期滞在はほとんど例がない」と喜ぶ。その上で「でも、時々は実家の野田市にも帰ってきて」と親心も忘れない。(平井隆昭)

定着「うれしい」 繁殖へ期待
 東日本で初めてコウノトリを放鳥している千葉県野田市や小山市など関東4県の27市町は、自然と共生するシンボルとしてコウノトリの野生復帰を目指す関東自治体フォーラムを作っている。「渡良瀬遊水地周辺に居着いてくれれば、関東平野で初めてだろう」(野田市)と注目する。

 小山市は、遊水地の「賢明な利活用策」で、コウノトリなどの野生復帰を掲げ、エサ場となる周辺水田での無農薬農法や湿地の保全活動などに取り組んできた。同市の「コウノトリ・トキの舞うふるさとおやまをめざす会」の浅野正富会長は「遊水地を本拠に定着してくれたのは本当に驚きでうれしい」と語る。

 次の期待は、パートナーを見つけて繁殖するなど定住してくれるかだ。野田市の佐久間課長は「野生でのコウノトリの寿命は20年ほどとされ、繁殖適齢期は3歳ぐらいから。ひかるはあと2年ぐらいで時期でしょう」。同市によると、上三川町・宇都宮市付近に親が異なる1歳年上の雌「未来(みき)」が滞在しており、「出会えばつがいになる可能性はありそう」とみる。
https://www.asahi.com/articles/ASL875VQLL87UUHB00R.html

http://archive.is/KsZal
http://archive.is/bSUwJ
http://archive.is/r8n1q
http://archive.is/xtsIY

posted by BNJ at 10:45 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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