2018年08月19日

野生復帰のライチョウ、繁殖を初確認 「ひな一時保護」有効か【産経ニュース2018年8月19日】

野生復帰後に繁殖した雄のニホンライチョウ=6月、山梨県の南アルプス・北岳周辺(中村浩志・信州大名誉教授提供)

 絶滅危惧種のニホンライチョウを巡る環境省の保護事業で、野生復帰させた個体による繁殖が初めて確認されたことが19日分かった。危険が多い生後約1カ月間、生息地で夜間はケージに入れるなどして外敵から守る「一時保護」を採用し、1羽が山梨県の南アルプス・北岳近くでつがいをつくり、繁殖に成功した。

 ライチョウは1980年代に国内に約3千羽いたが、現在は約1700羽に減少。巣から卵を取って施設で孵化(ふか)させる試みもあるが、野生復帰に至っていなかった。

 環境省信越自然環境事務所は6月、北岳近くの尾根を調査し、ひなを連れた親鳥を見つけた。足輪から、雄の親鳥は昨年、孵化後間もなく一時保護し、野生復帰させた個体と判明した。雌は保護していない個体だった。

 初の繁殖確認を含む生息や保護策の現状は、10月19〜22日に行政や自然保護関係者が新潟県妙高市で開く「ライチョウ会議」で報告する。
https://www.sankei.com/life/news/180819/lif1808190029-n1.html

絶滅危惧種 野生復帰のライチョウが繁殖 初確認【毎日新聞2018年8月19日】
野生復帰後に繁殖した雄のニホンライチョウ=山梨県の南アルプス・北岳周辺で6月、中村浩志・信州大名誉教授提供、共同
環境省、絶滅回避目指す
 南アルプス・北岳(山梨県)近くで生まれた絶滅危惧種のライチョウのひなを生息地にとどめたまま、約1カ月限定で人間が外敵から守る「一時保護」を行った結果、保護が終わった後も自然の中で成長し、子どもをつくったことが分かった。環境省によると、保護事業により、個体が自然の中で繁殖したのは初。絶滅回避に有効な可能性があるという。

 ライチョウは1980年代に国内に約3000羽いたが、現在は約1700羽に減少。巣から卵を取ってきて…
https://mainichi.jp/articles/20180820/k00/00m/040/050000c

保護したライチョウのひなが親鳥に 南アルプス【NHKニュース2018年8月22日】
国の特別天然記念物のライチョウの数を増やそうと、環境省が3年前から南アルプスでひなを保護して育て、野生にかえす取り組みを進めた結果、親鳥にまで成長した個体が初めて確認され、環境省は「大きな成果だ」と話しています。

南アルプスや北アルプスなどに生息するライチョウは、1980年代はおよそ3000羽が確認されていましたが、現在は1700羽にまで減少し、近い将来、絶滅する危険性が高いと指摘されています。

このため環境省はライチョウの数を増やそうと、3年前から南アルプスの北岳周辺でふ化したライチョウのひなを保護し、およそ1か月間、おりの中などで育てて飛べるようになってから野生にかえす取り組みを進めています。

その結果、ことし6月、野生にかえした1羽が親鳥に成長し、ひなを連れて歩く姿が確認されたということです。

環境省によりますと取り組みを始めて以来、保護したヒナが親鳥にまで成長したのを確認できたのはこれが初めてだということです。

環境省信越自然環境事務所の福田真係長は「野生のライチョウの数を増やすことが難しい中で大きな成果だ」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180822/k10011585401000.html

http://archive.is/GZ2pG
http://archive.is/eYEUA
http://archive.is/E8dAQ

タグ:ライチョウ
posted by BNJ at 21:35 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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