2018年08月22日

ドローンでカワウ撃退 諏訪湖で初の実験へ【信濃毎日新聞2018年8月22日】

諏訪市の上川右岸のねぐらに集まるカワウ
 県諏訪地域振興局などは28日、スピーカーをつるした小型無人機ドローンを諏訪湖に飛ばし、魚を捕食する水鳥カワウを追い払う初めての実験を行う。個体数が増えているためで、同振興局は「有効な対策を見つけ、増え過ぎる前に許容範囲まで減らしたい」と説明。今冬は、ワカサギなどを捕食する冬鳥カワアイサの追い払いも予定している。

 実験は午前8時すぎから2時間ほどを予定。湖の船上でドローンを操作し、下諏訪町漕艇場沖の防波堤で羽を休めるカワウに近づけ、スピーカーから銃声を響かせて驚かせる計画だ。県内では、下伊那漁協(飯田市)が昨年夏から天竜川にいるカワウにドローンを接近させる手法で追い払っている。

 同振興局によると、諏訪湖と周辺の13河川では、毎年6月に水鳥の個体数調査を実施。確認されるカワウは例年20羽以下だったが、今年は60羽に急増。追い払いが必要と判断した。実験で効果があるか見極める。

 日本野鳥の会諏訪支部の林正敏支部長(74)によると、諏訪地域ではカワウのコロニー(集団営巣地)は確認されていないが、諏訪市上川の上川右岸などにねぐらがある。林支部長は「長期的には、周辺の森林などにコロニーを作ることは考えられる」とする。

 諏訪湖漁協(諏訪市)は、カワウの増加に伴う漁業被害の拡大を懸念。ただ、カワウは単独で魚を捕るため、船を使った追い払いはしていない。武居薫組合長(67)は「諏訪湖では銃による駆除が禁じられている。船で追い払うとしても組合員の負担が大き過ぎる」と話している。
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20180822/KT180821GJI090004000.php

http://archive.is/8NIfl

posted by BNJ at 10:26 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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