2018年08月28日

民間水族館が閉館、イルカなど引き取りないまま【読売新聞2018年8月28日】(既報関連ソースあり)

従来の展示スペースに残されているフンボルトペンギン(25日、千葉県銚子市で)

 今年1月に閉館した千葉県銚子市の民間水族館「犬吠埼マリンパーク」で、イルカやペンギンなどの引き取り手が決まらない状態が続いている。同館の運営会社が餌やりなどは行っており、健康状態に問題はないというが、動物保護団体が事態の改善を訴えたのをきっかけに、市に対応を求めるメールや手紙が殺到。市側は「監督権限がなく、民間企業の問題に介入もできない」と困惑している。

 市などによると、同館は1954年、太平洋に臨む犬吠埼で市営水族館として開館し、63年に民間に売却された。現在の施設は74年に新築、93年に改修されたが、入館者の減少や老朽化のため閉館した。

 動物愛護法に基づき、月1回程度の立ち入り調査を実施している県によると、最新調査の7月26日時点で、雌のバンドウイルカ「ハニー」、フンボルトペンギン46羽のほか、魚類や両生類が展示スペースに残されており、飼育スタッフが世話を続けている。

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https://www.yomiuri.co.jp/national/20180828-OYT1T50049.html

閉館水族館 とり残されたイルカやペンギン助けて 千葉【毎日新聞2018年8月24日】
閉館後の「犬吠埼マリンパーク」の屋外プールにいるバンドウイルカの「ハニー」=千葉県銚子市犬吠埼で2018年8月23日午後2時42分、近藤卓資撮影

 老朽化のため今年1月に閉館した民営水族館「犬吠埼マリンパーク」(千葉県銚子市)には今もバンドウイルカ1頭とフンボルトペンギン46羽がとり残されている。譲渡交渉の難航が原因とみられる。県保健所は「飼育状況に問題はない」としているが、銚子市には他の園へ移すよう求めるメールや手紙が800件超寄せられている。

 市などによると、残されているイルカは雌の「ハニー」。和歌山県太地町沖で2005年に捕獲され、水族館ではイルカショーなどで人気を集めた。

 水族館は1954年に市営の銚子市水族館としてオープンし、63年に民間に売却された。11年の東京電力福島第1原発事故などで来場者数が落ち込み、耐震工事が必要になったことなどから閉館した。


閉館後の「犬吠埼マリンパーク」に残るフンボルトペンギン=千葉県銚子市犬吠埼で2018年8月23日午後2時43分、近藤卓資撮影

 関係者によると、閉館後も運営会社が餌やりなどを続けており、関東地方にある水族館と譲渡交渉をしていた。だが、交渉の途中で運営会社と突然連絡が取れなくなり、市が問い合わせの電話を入れても4月以降、出なくなったという。

 千葉県海匝(かいそう)保健所は閉館後も月1回、立ち入り調査を実施。7月26日の調査では「イルカやペンギンの飼育状況に問題はなかった」としている。

 動物保護団体が今月12日に「ハニーを助けて」と呼びかけたことをきっかけに、市に要望が殺到している。「ひとりぼっちで可哀そう」「早く引き取ってあげて」などと、他の水族館へ移すよう求める内容が大半という。一方、市観光商工課は「市に立ち入り権限がなく、民間企業に介入できない」と話し、手が出せない状況だ。

 毎日新聞が運営会社に電話をしても出ることはなく、園内にいるスタッフに声をかけても取材に応じない。

 全国151の動物園や水族館が加盟する公益社団法人日本動物園水族館協会(東京都台東区)は同水族館が閉館した際に、加盟する動物園や水族館に受け入れを呼びかけており、「運営会社からの要請があれば協力する用意はある」としている。【近藤卓資】
https://mainichi.jp/articles/20180824/k00/00e/040/257000c

http://archive.is/OzTvU
http://archive.is/wwkvJ

犬吠埼マリンパーク ありがとう 老朽化であす閉館 /千葉【毎日新聞2018年1月30日】

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