2018年08月26日

白文鳥の職員「ぶんちゃん」 来館者急増のワケ 愛知・弥富市と愛西市【中京テレビNEWS2018年9月3日】(既報1ソース)

 1日わずか10人ほどの来館者だった街の小さな資料館が、今や人気スポットに。歴史を学ぶ資料館で、ある異変が起きていました。

 最近、急に来館者が増えたのは、愛知県弥富市にある「弥富市歴史民俗資料館」。

 今年5月から資料館の“職員”に文鳥の「ぶんちゃん」が着任しました。日々成長していくかわいらしい様子を見ることができると、大人気です。

白文鳥の職員「ぶんちゃん」 来館者急増のワケ 愛知・弥富市と愛西市
先輩職員の嶋野さん
 先輩職員を親だと思い、人にすっかり慣れています。

 ぶんちゃんの“着任”以来、資料館へ訪れる人は普段の約3倍に増加し、遠く沖縄からもわざわざ人が訪ねてくるほどの人気ぶりです。

弥富市は「白文鳥発祥の地」
 この資料館ではなぜ、文鳥を職員として迎えることになったのでしょうか?

白文鳥の職員「ぶんちゃん」 来館者急増のワケ 愛知・弥富市と愛西市
桜文鳥からの突然変異、「白文鳥」
「弥富はもともと白い“白文鳥の発祥の地”でして、日本で唯一の文鳥の産地だったからです」(弥富市歴史民俗資料館 学芸員 嶋野恵里佳さん)

 ぶんちゃんのように、成長につれて全身が真っ白になる「白文鳥」は明治時代に弥富で生まれた突然変異の個体がはじまり。

 それ以降、弥富は「白文鳥発祥の地」として栄えました。

白文鳥の職員「ぶんちゃん」 来館者急増のワケ 愛知・弥富市と愛西市
弥富市は「白文鳥発祥の地」
 ピーク時には200件以上あった市内の文鳥農家は、今やたった2件。

 衰退した大きな要因となっているのが、ペットとしての需要の低下だといいます。

 弥富の白文鳥は今、存続の危機に瀕しています。

白文鳥の魅力を伝えたい 生徒たちの思い
 そんな中、弥富市のとなり愛西市にある、愛知県立佐屋高校では、あるプロジェクトが立ち上がりました。

白文鳥の職員「ぶんちゃん」 来館者急増のワケ 愛知・弥富市と愛西市
佐屋高校で文鳥を飼育
 教室にはたくさんの鳥かごが。

(Q.これは何?)
「巣箱。文鳥に卵を産んでもらえるように環境をつくっています」(生徒)

 学校では文鳥の飼育活動が行われていました。

「文鳥組合が(6年前に)解散するときに、生徒が『(文鳥は)弥富のものだから、どうにか私たちでもう一回繁殖できないかな』と、提案してくれた」(愛知県立佐屋高校 野澤更紗 教諭)

 高校で飼育している文鳥は、白文鳥を含め34羽。飼育活動を始めて今年で6年目を迎える中、去年は初めて文鳥の繁殖にも成功したそうです。

白文鳥の職員「ぶんちゃん」 来館者急増のワケ 愛知・弥富市と愛西市
文鳥を育てる女子生徒
「最初は「文鳥かわいい」って興味本位で活動に参加した。現状を知って魅力いっぱいの白文鳥をたくさんの人に伝えていきたい」(生徒)

 そんな彼女たちの活動に、弥富市も巣箱を寄付するなど支援。努力が実を結ぶ日はまもなく訪れそうです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180903-00010002-sp_ctv-l23

愛知 弥富の文鳥職員、来館者おもてなし 市歴史民俗資料館【中日新聞2018年8月26日】
“職員”として人気のぶんちゃんを見つめる嶋野さん=弥富市歴史民俗資料館で

 弥富市歴史民俗資料館(同市前ケ須町)で飼育されている白文鳥の「ぶんちゃん」が、今夏から来館者をおもてなしする“文鳥職員”として、愛好家の間で人気を集めている。愛らしい姿を一目見ようと関東や九州地方から訪れる来館者もおり、かつて盛んに育てられていた弥富文鳥のPRに一役買っている。

 弥富の文鳥は明治以降に農家の副業として飼育が始まり、最盛期には二百四十人の生産者がいた。ペット需要の低下などのため、現在は農家が二軒あるのみとなっている。

 ぶんちゃんは五月一日ごろに生まれたメスとみられる。学芸員の嶋野恵里佳さん(25)が「(知名度のある)弥富金魚だけでなく文鳥も展示したい」と考え、五月中旬に生産者から譲ってもらった。嶋野さんが業務の傍ら面倒を見ており、現在は体長一〇センチ、体重二三グラムほどに成長した。

 飼育を始めたのと同時期に、嶋野さんが同館の公式ツイッターアカウントでぶんちゃんの様子を紹介しだしたところ、これに全国の愛好家が反応。「水浴びの様子が楽しそう」などの返信が届くようになり、フォロワー数も従来の約百人から三百七十人まで増えた。

 ぶんちゃんが順調に育ってきた七月上旬からは、展示用の飼育箱をロビーに設置。来館者の手に乗せて触れ合ってもらっている。ぶんちゃんの活躍のおかげか、毎日十人ほどだった来館者数は約二・五倍に増加。十一日に家族で訪れた同市十四山東部小学校二年の各務彩斗君(8つ)は、弟の潤矢ちゃん(5つ)と一緒にぶんちゃんを手に乗せて遊び「爪の感触が痛いけど、かわいい」と大喜びだった。

 同館にはぶんちゃんに宛てた手紙も届いており、嶋野さんは「これほどまでに反響があるとは」と驚く。「ぶんちゃんは資料館の看板鳥。文鳥の歴史や生態を知ってもらうために、これからも頑張って働いてね」と話しかけた。

 同館では、弥富金魚や文鳥、同市に飛来する野鳥などに焦点を当てた企画展「生きもの王国やとみ」も九月二日まで開催中。同館は入館無料で、月、火曜休み。(問)同館=0567(65)4355

 (大野雄一郎)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20180826/CK2018082602000057.html

https://megalodon.jp/2018-0826-1113-24/www.chunichi.co.jp/article/aichi/20180826/CK2018082602000057.html

posted by BNJ at 11:14 | Comment(0) | 愛玩鳥/飼い鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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