2018年09月02日

(459)鳥類で一、二を争う知能   ケア【共同通信2018年9月2日】

水場にうかべたえさの容器をとろうと、身をのばすケア

 濃い緑色の鳥が2羽いた。きれいだけれど、いろんな色がまじるコンゴウインコなんかに比べると地味だ。そのケージに背を向けて、別の鳥を見ていると、背中でカーン、カーンと音がする。
 ふり向くと、1羽がえさを入れるアルミざらをくわえて水場のふちの石にぶつけていた。
 神戸市の神戸どうぶつ王国にいるケア。音が出るのを楽しんでいるように見える。それもそのはず。「知能が高く、鳥類の中では一、二を争うといわれています」と担当の石坂未樹(みき)さん。
 箱の中にリンゴを切って入れ、とめ金具をかけ、さらに箱にS字フックをかけておいたことがある。すると、くちばしでフックを取り、とめ金具もはずして、箱をあけてリンゴを食べてしまったそうだ。
 この2羽はオスとメス。オランダからやってきたけれど、野生ではニュージーランドにしかいない。日本で見られるのは、ここと栃木県の那須どうぶつ王国だけだ。
 石坂さんはひなの誕生を目指している。でも「オランダの例はあっても、それが日本に当てはまるとはかぎらないんです」。巣箱、えさ…調べたり、試したりが続く。
 ケアという種名は鳴き声から。「その鳴き声を聞いてほしいし、知能の高さも見てほしい。かしこさを見てもらえるような工夫も考えています」(文・写真、佐々木央)=2017年3月配信
https://www.47news.jp/culture/education/ikimono/2725832.html

http://archive.is/LoQqD

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